いちごの露地栽培で、一番の悩みの種とも言っていい、鳥の存在。
いちごの様子を見に行ったら、半分食べられていた…。
荒らされていた…。
ということも少なくないと思います。
今回はそんな、鳥の対策方法をご紹介します。
支柱と糸
一番簡単で安い方法に、糸があります。
まず、支えとなる柱を隅に立てます。
いちご畑の面積が大きくないなら、4本程度で大丈夫だと思います。
次に、支柱から支柱へ横斜めに糸を張ります。
これだけで完成です。
この方法のデメリットは、完全には鳥の侵入を防げないことです。
では、完全に鳥の侵入を防げるものは何でしょうか?
それは、防鳥ネットです。
防鳥ネット
ネットをいちご畑にふわっと乗せ、石など重さのあるもので固定されている方もいましたが、この方法ですと鳥がいちごに触れるので、荒らされてしまう可能性があります。
防鳥ネットは、安い物で500円、高いもので10,000円と、かなり幅広いです。
防鳥ネットと支柱などが、セットになっている商品もあります。
安いわけではないですが、設置しやすいのでおすすめです。
ネットの張り方は、まず支柱を立て、真横に紐を張ります。
ネットを紐に通したら完成です。
簡単に設置できるものや、もともと完成されているものも販売されていますので、初心者の方には、そちらがおすすめです。
防鳥ネットの問題点
防鳥ネットにも、デメリットがあります。
防鳥ネットには、花などの植木鉢用の物から、防炎機能があるものまでさまざまな種類があります。
あまり目が細かいと、虫が入ってこれなくなります。
これがデメリットです。
「害虫対策にもなるし、何が問題なの?」とお思いの方もいらっしゃると思います。
理由は、虫が入らないと受粉しないからです。
しかし、受粉は柔らかい筆やメイクブラシなどで、いちごの花を撫でれば簡単に行えます。
ですので、大きなデメリットではないのかもしれません。
まとめ
鳥にいちご畑を荒らされたり、大切に育てたイチゴを食べられてしまうのは辛いです。
上記でご紹介した、糸や防鳥ネットなどの対策を早めに行えば、そういった事態を防げると思います。
今のあなたにおすすめの記事