栽培について調べていると良く出てくるのが、『ランナー』という言葉。
とりあえず分からないままに読み進めては見るもののやっぱりどこにも説明がなくてどうしてもスッキリしない!
いったいランナーって何なの?
という人のために今回はランナーとは何か、ということに絞って調べましたのでできるだけわかりやすく解説していきたいと思います!
ランナー
ランナーとは、匍匐茎と呼ばれるもので、ツル状に地上を這い、先端にある芽が根を出して生長し繁殖していく茎です。
まだ実を収穫し終わってないうちは切り捨てます。
収穫後はこのランナーの芽が出た先端部分の下に土を入れたポットを置いたり勝手に地面に着地したりして子株が増えていきます。
ランナーの除去
ランナーを切るのにも注意が必要です。
ランナーを切る時、親株から来たランナーを3-4cm残して出たランナーを残さずに切り取りましょう。
すると、残したランナーとは逆方向に花が咲きます。
親株から来たランナーを残すのは子苗の近くでくっついていて植えるときの支えになるからです。
ランナーを切ってしまった場合でも少し観察すればランナーがなくても分かります。
クラウンという葉と根をつなぐ部分の基部を見ると、ひらがなの『し』の形に曲がっていて、この『し』の左方向に花が出ます。
直立したクラウンはほとんどないため植えるときに見ればわかります。
このときの小さな株にも使い道はあって、地植えかプランター、大きめの植木鉢に植えて冬越しさせ、翌年の四月上旬ごろに定植してランナーを出させ、子苗を出させることができます。
ランナーの増やし方
ランナーは一株から10本程度出てくるので相当数の子株が出来ます。
なので子苗を作る場合、何株くらい作るのかを先に決めておきましょう。
残すランナーを決めるポイントとして、まず一番収穫量が多かった丈夫な株を選び、そこから太くて元気のある最も良く伸びた苗を残しましょう。
弱弱しい株やランナーは避けましょう。
親株の性質は子株に引き継がれる為です。
また、子苗は二番苗、三番苗の中で丈夫なものを選びましょう。
一番苗は親株の病気を引き継ぎやすく、生育が不安定なことが多いからです。
小苗の管理方法として気を付けなければいけないのが直射日光に当てすぎない事です。
葉やけをしないように日当たりが良い場所で日よけをし、乾きやすいのでカラカラにならないように水やりをしましょう。
まとめ
今回はランナーについて調べました。
うまくやればどんどん収穫を増やせそうですね!
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