妊娠中果物を食べたくなる人は多いと思います。
そんな中でいちごは妊娠中たべていいのか気になりますよね?
そんな疑問を抱えた妊婦さんのために、妊娠中はいちごを食べても良いのか、いちごを食べると体にどのような影響があるの?
いちごにはどのような栄養があるのか?
について調べてみました。
妊娠中、いちごを食べてもいいの?
妊娠中は、甘いものや酸っぱいものを好むため、いちごを食べている妊婦さんは多いようです。
栄養が豊富に含まれているので、食べ過ぎない程度に摂取する分には問題はありません。
いちごの食べ方の2つの注意点
・1日の食べる量
妊婦さんがいちごを食べることは良いことですが、食べ過ぎには注意が必要です。
日本衛生士会のデータをみると、果物は1日あたり80kcal(100~200g)が目安と言われており、いちごでは7~14個が良いと言われています。
多少の食べすぎは問題ありませんが、腹痛、胃痛などを起こすことがあるので、注意が必要です。
・しっかりと洗う
いちごだけでなく、果物、野菜には土に含まれているトキソプラズマ菌が付いている可能性があるので、しっかり洗ってから食べるようにしてください。
妊娠中に、トキソプラズマ菌に感染してしまうと、発熱、嘔吐、そのほかに胎児への影響も考えられるので注意が必要です。
妊娠中のいちご狩りは控えたほうが良いと言われています。
妊娠中いちごを食べるとどんな影響があるの?
■いちごを食べるメリット
いちごには、多くのビタミン類、葉酸、カリウム、食物繊維が豊富に含まれているので、妊娠中不足しがちな栄養を補ってくれます。
そのほかに、鉄分やタンパク質も含まれているので、貧血気味の方はいちごを食べると良いようです。
■いちごを食べるデメリット
いちごは糖分が高いので、食べすぎると太ったり、糖尿病になる可能性もあるので、食べすぎには注意が必要です。
いちごを洗わずに食べた場合、食中毒二なる可能性も十分にあるので、しっかり洗ってから食べることをオススメします。
いちごに含まれる栄養とは?
いちごには栄養が豊富で妊婦にもたらしてくれる効果を3つ紹介します!
・美肌、美白
いちごはビタミンCがたっぷり含まれている果物として有名です。
100gあたり62mgとレモンよりも豊富に含まれています。
ビタミンCは、抗酸化作用をもっているので、肌荒れを防ぎ、美肌効果だけでなく、疲れの元である乳酸を分解してくれる働きもあるので、ストレスを和らげてくれる効果も期待できます。
妊娠中は、胎児に栄養を持っていかれビタミン不足になりがちなので、積極的に摂取してほしい果物です。
妊娠中だけでなく、育児中のストレスも和らげてくれることから、産前産後にも取り入れたい果物ですね。
・むくび、便秘解消
ビタミンCのほかに、カリウム・ペクチンがたっぷりと含まれています。
カリウムには、血行の流れをよくしてくれる作用を持っているので、妊娠中に起きやすいむくみを解消してくれる効果が期待できます。
ペクチンは、便を柔らかくする作用を持ち、胃酸を中和してくれる作用もあることから、便秘解消・胃酸過多・胃もたれにも効果があると言われています。
・葉酸
妊娠中には、葉酸を摂ったほうが良いと言われていますが、いちご100gに 90μgほどの葉酸が含まれています。
胎児にも葉酸は必要とされているので、妊娠初期に 1日約400μgの葉酸を摂取するのが目安と言われています。
まとめ
いちごには、栄養がたっぷり含まれているので妊娠中は摂って方が良い果物です。
いくら体によい食べ物でも食べすぎは腹痛、胃痛などを引き起こす原因となるので注意が必要です。
妊婦さん以外にも摂取すれば、美肌、美容効果も期待でき、ビタミンが不足していると感じた人には摂取してほしい果物です。
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