イチゴと言ったらビタミンCが豊富なイメージですが、それ以外でも注目したいのが「葉酸」という栄養素です。

葉酸は妊婦さんや、母乳で赤ちゃんを育てているお母さんにとって必要不可欠。

意識して摂らなければいけません。

そんな葉酸はイチゴにどれくらい含まれているのでしょうか。

葉酸とは

イチゴ 妊婦さん 栄養

葉酸はビタミンの仲間で、通称「造血ビタミン」と呼ばれています。

ビタミンB12と一緒に赤血球をつくる役割を持っているため、不足すると貧血になってしまうことがあります。

また、細胞をつくるときにも必要で、妊婦さんや、授乳中のお母さんで不足してしまうと、胎児や乳幼児の発育に重大な影響が出ると言われています。

妊婦さんは1日400μgが推奨

普段、私たちが普通に生活をする分には、葉酸は食事から摂れている量で十分と言われています。

ですが、妊婦さんになると普段より多く葉酸が必要になるため、意識して摂らなければなりません。

推奨されている量は、1日400μgです。

多く含まれる食材

葉酸が多いのは鶏、豚、牛のレバーです。

また、枝豆や菜の花にも多く含まれているので、旬の野菜は積極的に食べたいですね。

ただし、葉酸は水や光、熱に弱い性質を持っているため、調理していく過程で失われていってしまいます。

葉酸をしっかり摂りたいなら、調理法など考えたほうが良さそうです。

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イチゴは果物でトップクラス

そして、イチゴに含まれる葉酸の量ですが、果物の中でもトップクラス、ライチに次いで2位となっています。

ちなみに3位はアボカドです。

イチゴ100gあたり葉酸は90μg。

レバー類は100gで1000μg前後あるため、それと比べてしまうと少なく思えてしまいますが、レバー類は食べ過ぎ注意の食材なので、不足分を補うためにイチゴは最適な食材と言えるでしょう。

イチゴは1粒で20gほどなので、1粒で葉酸18μgほどが摂れる計算です。

妊婦さんの推奨量400μgにはほど遠いですが、デザートに5~6粒食べてみてはいかがでしょう。

まとめ

葉酸は貧血予防のため、そして赤ちゃんの正常な発育のために必要不可欠な栄養素です。

特に妊婦さんは普段よりたくさん摂らなければいけないため、意識して葉酸が多い食材を選ぶ必要があります。

葉酸が多い食材はレバー類ですが、イチゴも果物で2番目に多く葉酸が含まれているので、デザートにイチゴを取り入れてみてはいかがでしょう。

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