桃は、毎年春の訪れとともに花が咲き、6~8月頃になるとそのみずみずしい実がわたしたちの食生活を潤してくれます。

花自体も見た目は美しく咲き、観賞する価値も十分ありますね。

そこで今回は、そんな桃を家庭の鉢植えで栽培を始めるまでの過程と方法について、ご紹介したいと思います。

桃の鉢植えについて

家庭で桃 鉢植え 栽培 過程 方法

桃が育つ環境や特性は?

桃の特徴は、耐寒性が強いことです。

-15℃の低温でも耐えることが出来ますが、北海道など気温が極端に低い厳寒地では植え付けの時期は春先がよいでしょう。

桃の特性は、乾燥に強く過湿に弱い点です。

そのためできるだけ水はけのよい土で植え育てるのがよいでしょう。

・植え付けの時期は?

落葉期の始まる11月から2月頃に植え付けます。

寒冷地では春先の3月頃がよいでしょう。

・初心者の品種の選び方は?

収穫時期が遅くなる晩生種は、害虫の被害を受けやすくなりリスクが高まるので、初心者には早生種を選ぶ方がよいでしょう。

おすすめ品種は?

「ひめこなつ」「ちよひめ」「ちよまる」「武井白鳳」「大久保」など早い時期に実をつける早生種がおすすめです。

鉢の選び方

最初は7~8号ぐらいの大きさがよいでしょう。

市販の果樹鉢の使用をおすすめします。

用土の選び方

赤玉土7:腐葉土3の用土又は鹿沼土は通気性と保水性が高いのでおすすめです。

用土には予め元肥の有機肥料を混ぜておくと以降の生育を促進させる効果があります。

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植え付けを始める

鉢に鉢底石を敷きその上に用土を入れて、苗木を植え付けます。

その際に、接ぎ木部分は土に埋めないよう注意が必要です。

接木テープは、木が成長するにつれて食い込んでくる可能性があるため剥がしておいた方がよいでしょう。

深植えにならないように植え付けて、完了したら30cmぐらいの高さで枝を切り詰めて支柱でしっかりと固定します。以後は、水やりに専念しましょう。

なお鉢は日当たりのよい場所に置きます。

水やりを始める

過湿には十分注意を払いながら、土が乾いたら水をやり、夏場は朝夕2回の水やりを行います。

まとめ

以上、今回は桃を家庭の鉢植えで栽培を始めるまでの過程と方法について、ご紹介いたしました。

“自家栽培で栽培し育てる桃”、想像しただけで美味しさも倍増しますよね。

 

 

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