秋の代表の果物と言えば梨。梨の旬は秋とイメージしている方も多いと思いますが、実は品種ごとにとても長い時期の旬が楽しめる果物なのです。今回は、どんな梨がいつ収穫されるのかを紹介しましょう。

梨の収穫期

梨の収穫期は一番早い品種が8月で、一番遅いのが12月と幅広い時期の収穫が出来る果物です。それぞれの品種でも味の特徴が違い、同じ果物でも色々な味が楽しめるのも梨の魅力のひとつです。それでは、色々な梨の味の特徴をみていきましょう。

色々な味の梨

まずは、梨を代表する品種の幸水です。甘みが強く、シャキシャキとした歯ごたえが特徴的な梨です。早いものでは7月から収穫され、水分も多い品種なので、夏にはぴったりの品種です。

次に、二十世紀という品種です。先ほどの幸水とは違い、甘みが少なく酸味の強い品種です。8月下旬から収穫され、見た目も青々としていて、甘い果物が苦手な方にもおすすめです。

変わり種として、愛宕梨(あたごなし)という日本一大きいと言われている梨もあります。

大きいサイズで2kgほどの重さにもなるこの梨は、シャキシャキとした歯ごたえと豊富な果汁が特徴で、程よい甘さの中にも酸味を感じられる梨になっています。そして、なにより貯蔵性に優れているので、12月に収穫した梨は翌年の春先まで長く楽しめる品種なのです。

梨 収穫 いつ

梨の産地も様々

もう一つの特徴として、色々な地方で作られている梨はそれぞれの地域ブランドとして売られている梨も多いのをご存じでしょうか。幸水と並んで甘みが強いと言われている長野県生まれの南水や、見た目は青梨ですが、とても甘く柔らかい熊本県生まれの秋麗という品種などがあります。ですから、旅行などに行った時に各産地の梨を買ってみるのもまた楽しめますね。

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まとめ

このように梨は品種によって収穫できる時期が違い、長く様々な味を楽しむことが出来ます。梨によっては貯蔵に優れた梨や、異なる品種同士を雑配させて作った新しい品種などもあるので、時期によって色々な梨を食べ比べてみるのも良いですね。

 

 

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