パイナップルは南国フルーツの中でもっとも早く日本に伝わった果物です。

少し癖のあるパイナップルは、食べると口の周りがかゆくなったり、口の中が痛くなったりすることがありますね。

赤ちゃんやこどもにはいつ頃から与えて大丈夫なのでしょうか。調べてみました。

離乳食にパイナップル

離乳食について調べたところ、ほとんどの果物が初期から大丈夫なのに対し、南国系フルーツ、パイナップルや、パパイヤ、マンゴーといったものは、離乳食初期からか中期、後期、完了期まで与えてはいけない食材となっています。

南国系フルーツには、タンパク質分解酵素が含まれています。

これらは、お肉などと一緒に食すると、事前にタンパク質を消化してくれる働きがあります。

ところが、赤ちゃんには刺激が強すぎるため、アレルギー症状を引き起こす危険性があります。

大人でも、パイナップルを食べると、口の周りや口の中が痛くなるのはそのせいなのです。

パイナップルはいつから大丈夫?

いろいろな説があるようです。

離乳食完了後から初めて良いと書かれているものもあれば、2歳くらいから始めましょうというものもあります。

いずれにしても、これを食べなければいけない栄養素があるわけでもありませんので、慌てずに子どもの調子を見ながら、食べさせる時は少量から様子を見てあげましょう。

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パイナッップルのアレルギー

パイナップルにはアレルギーがあります。

症状としては、喉がイガイガする、唇が腫れる、湿疹が起きる、蕁麻疹が起きる、吐き気がする、汗が出る、芽や花のかゆみが起こる、腹痛や下痢の症状、気管支喘息やアアフィラキシー反応が出るなどです。

初めて子どもに与える時はこれらの症状を知識として持ち、慎重に進めていきましょう。

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まとめ

パイナップルは乳幼児から積極的に摂取して良い果物ではありません。十分に成長し、いろいろな食物が食べられるようになってからでも、全く遅いということはありませんので、特に、他のアレルギーを持つ子や、体調がよくない時には気をつけましょう。

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