今やグレープフルーツは、1年を通じてお店で見かける果物です。
しかしグレープフルーツは寒い土地では栽培出来ないため、日本で売られているものはほぼ100%が輸入されたものになります。
そんなグレープフルーツですが世界のどの国で栽培されているのでしょうか?
そして日本では栽培されていないのでしょうか?
この記事では、世界のグレープフルーツの産地を紹介していきます。

アメリカ

グレープフルーツ 産地 世界

グレープフルーツの世界最大の産地は何と言ってもアメリカです。
日本に輸入されている3分の2はアメリカのフロリダ州が産地となっています。
フロリダ州のほかにカリフォルニア州がグレープフルーツの産地として知られています。
日本のスーパーでよく見掛けるグレープフルーツはマーシュという種類ですがこのマーシュはフロリダでは1年を通して流通されています。
また、グレープフルーツの中でも最も甘いと言われるのがオロブランコですが、オロブランコはマーシュとブンタンを掛け合わせたものです。
この掛け合わせによって出来たものがアメリカ産だと「オロブランコ」しかし、イスラエル産だと「スウィーティー」という品種で売られています。
産地によって呼び名が変わるなんて面白いですね。
アメリカでは1年を通してグレープフルーツの出荷が行われていますが特に11月から5月が多く出荷されています。

南アフリカ

アメリカに続いてグレープフルーツの産地として知られているのは南アフリカです。
アメリカの出荷が特に多い5月を過ぎたあたりから南アフリカのものが見られるようになります。
6月から10月が南アフリカ産が多く出荷されています。
アメリカは北半球、南アフリカは南半球に位置するので、グレープフルーツの旬は反対になるということですね。

イスラエル

次にグレープフルーツの産地として知られているのはイスラエルです。
イスラエルで多く出荷されるのは11月から2月となっています。
マーシュとブンタンから掛け合わせた品種をイスラエル産では「スウィーティー」と呼んでいます。
日本でよく見掛けるイスラエル産の品種はこのスウィーティーとなっています。

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日本

日本のグレープフルーツはほぼ100%が輸入されたものです。
寒い土地では育ちにくいグレープフルーツ。
実は日本でも鹿児島や熊本、和歌山などの一部で栽培されています。
しかし、生産者も少なくスーパーなどへの流通はされていないのが現状です。
いつの日か国産のグレープフルーツが食べられるようになれば嬉しいですね。

まとめ

ここまでは世界のグレープフルーツの産地を紹介してきました。
産地によって旬の時期があるのでぜひ旬の時期に合わせてグレープフルーツを食べてみて下さいね。

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