様々な効果があると言われているグレープフルーツですが、今回はそんなグレープフルーツとペクチンについて紹介します。
ペクチンはグレープフルーツに含まれている!?
身体にいいことばかりと言われているグレープフルーツですがその中でもペクチンはスゴク効果があると言われていますが、どういった効果があるのでしょうか。
ペクチンとは
ペクチンとはジャムなどにとろみをつけるために使われる食物繊維の1種のことをいいます。
リンゴやグレープフルーツをはじめとした柑橘類など完熟した果物に豊富に含まれていて、ペクチンはガラクツロン酸がa-1・4-結合したポリガラクツロン酸が主成分です。
ガラクツロン酸、またの名をガラクチュロン酸のカルボキシル基がメチルエステル化したものがペクチン、メチルエステル化していないものがペクチン酸なのです。
ペクチンは、ガラクチュロン酸またの名をガラクツロン酸とガラクチュロン酸メチルエステルが直鎖状につながった構造をしており、エステル化の度合によって、ゲル化の条件や状態が異なると言われています。
ちなみにゲル化とは、ネバネバ、ヌルヌルした粘性が固まり、ゼリー状になることをいうそうです。
効果は?
ペクチンには、動脈硬化や糖尿病など成人病の予防などの健康効果から、肥満の改善や美肌効果、アンチエイジング効果まで、素晴らしい効果がいろいろあると言われています。
ペクチンは、コレステロールの吸収を抑制して、血中コレステロール値を下げるといわれ、ペクチンは、胆汁酸や食物中のコレステロールなどの脂質が体内に吸収されるのを抑制してくれるという効果があると言われ高コレステロールの人に、グレープフルーツペクチンを15g/1日摂取させたところ、6週間後には、血漿コレステロールが7.6%、悪玉コレステロール(LDL)濃度が10.8%低下したという実験結果が出ているほどなのです。
そしてこれが血液をサラサラにもしてくれるのです。
まとめ
以上グレープフルーツの中に含まれるペクチンについての効果を紹介しました。
ペクチンには健康効果と美容効果があると言われ、特にコレステロールが高い方には効果が高いと言われていますので、血中コレステロールが高いとお悩みの方はグレープフルーツを摂取してみてはいかがですか。
今のあなたにおすすめの記事