グレープフルーツに限らず、ゆずやみかんなどの柑橘系を猫は嫌います。
その理由は「酸っぱいにおい=毒」だと思い込んでいるためです。
こう思うのにはちゃんとした理由があるからなのです。
酸っぱいにおいを猫が嫌う理由
肉や魚って腐ってくると酸っぱい何とも言えない強烈なにおいがしますよね?
猫はその腐敗臭を覚えているため、酸っぱいにおいがする柑橘系の果物を嫌うのです。
ではこの猫が嫌う柑橘系の果物を上手く使って、猫との生活で困っていることに役立てることができるのでしょうか。
爪研ぎされたくないところには柑橘スプレーをつける
猫は家中どこでもひっかいて爪研ぎをしてしまう習性があります。
せっかくきれいだったドアや壁もぼろぼろになってしまって困る…
そんな悩みを持つ人には、グレープフルーツやみかんの汁を搾り、水で薄めて使う「特製柑橘スプレー」がおすすめですよ!
このスプレーを爪研ぎされて欲しくない場所にスプレーするだけで猫はもちろん寄りつかないので壁がぼろぼろになる心配もなくなります。
ただし、壁などの素材によってはシミになってしまうこともあるので、事前にテストしてからスプレーすることが大事です。
野良猫対策として気をつけること
家での飼い猫ではなく、野良猫が家の周りに来て困るから柑橘系の果物そのままを家の前に置けば絶対に来ないと思う人もいるでしょう。
確かに、果物自体を置けば来なくなるとは思いますが、万が一猫が柑橘だと認知せず食べてしまった場合、最悪の場合、嘔吐やけいれんなど重症化してしまい命を落としかねないこともあります。
ですので、先程ご紹介した柑橘スプレーをガーゼやハンカチなどに染みこませておき、猫が来そうな場所に置いて一度様子を見てください。
きっとなにかしらの効果があると思います。
まとめ
猫が柑橘系のにおいが嫌いだと初めて知りました。
動物は基本的に人間よりも優れた嗅覚を持っているので、自分の嫌いなにおいを覚えているんですね。
本文にも書いたとおり、猫も1つの命があるので、危険な状態にせず、うまくにおいを使って対策するよう心がけてくださいね。
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