ジャムを作っていてとろみがつかなかったり固まらなかったりする時ってありますよね。
何度作ってもゆるいジャムになってしまった時にはすごく落ち込んでしまいます。
ジャムが緩くて固まらないのはどうしてなのでしょうか?
その原因について調べてみました。
ジャムにとろみがつかない原因はなに?
ジャムを作っていてとろみがつかない原因にはどのような原因があるのでしょうか。
いくつかあるようなので、その原因をまとめてみました。
果物に含まれるペクチンが少ない
ペクチンは果物や野菜に含まれる食物繊維の一つで、熟しすぎると少なくなる傾向があります。
新鮮な桃の場合は、ペクチンが多く含まれているのでとろみがつきやすいと言われています。
熟した果物を使ってジャムを作る場合には、ペクチンパウダーというリンゴから取り出したペクチンを粉末にしたものが販売されています。
果物の酸が少ない・砂糖が少ない
ペクチンの量が多いだけでは、実はとろみがつきません。
ペクチンが少ないことが固まらない原因の一つではありますが、ペクチンの量が多くても、酸と砂糖がなければとろみはつかないのです。
酸と砂糖によって、ペクチンを網目のようにつなぐので、ペクチンがとろみに変化します。
熟した果物を使ってジャムを作る時は、レモン汁を加えて調整すると良いですよ。
とろみをつけるために必要な砂糖の量は?
ペクチンがゼリー化するのに必要な糖度は60~65%と言われています。
甘さ控えめに作りたい場合には、ゼラチンを使ってとろみをつけると良いですよ。
加熱も大事!!
新鮮な果物で、砂糖の量も減らしていないのに、とろみがつかない・・・
そんな場合は、加熱の時間が関係しています。
煮詰めが足りない時にこのような状態になる場合があります。
手作りジャムのレシピでは、15~20分煮詰めることが基本として言われていますが、弱火で煮るのと強火で煮るのとでは変わってきます。
弱火でグツグツ似ても変化が見られないときは、強火で見てみると良いですね。
まとめ
桃ジャムが固まらない原因には、ペクチンの量や砂糖の量など、いろいろな原因があります。
原因を知り、対処することによって、美味しくてとろみのついたジャムを作ることが出来るようになりますよ。
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