日本でもすごく人気があり、昔話としても有名な桃ですが、桃には古い歴史があります。
日本での桃の歴史についてまとめてみました。
中国が原産の桃について
日本では山梨県が桃の有名な県と言われていますが、桃の原産国は中国だと言われています。
中国では、桃は縁起物の果物としても言われています。
日本での桃の歴史について
日本で桃が食べられるようになったのは、弥生時代の頃から食べ始められており、水菓子として平安時代に食べられるようになったと言われています。
しかし、当時の桃は今のようにそれほど甘いものではなく、薬用に使われたり、観賞用として活用されていたことが多いと言われています。
果物の桃として親しまれるようになったのは、明治時代に入ってからだと言われており、甘味が強く美味しかったことから、多くの人が口にするようになったと言われています。
そして、明治時代には、本格的に桃の栽培が始まったとされています。
大久保重五郎と白桃のルーツ
明治時代に桃づくりに情熱を注いでいた大久保重五郎氏が新種の白桃を発見したことかた、「大久保白桃」というブランドの桃が誕生しました。
彼は、その後の次から次へと新種の桃を誕生させ、「明治の桃太郎」として呼ばれるようになったのです。
「大久保白桃」を含め、多くの白桃は柔らかなか抜くが特徴的だと言われています。
大久保白桃は、白桃の中でも、熟すのが早く、たくさんの実を結びます。
更にはとても甘く、果汁が多い品種でもあります。
種から離れやすく、そのまま食べる他にも、セリーなどの加工品としても良く作られ、人気のある食べ物として多くの人々に親しまれています。
まとめ
今では多くの人に人気のある桃ですが、弥生時代の頃からすでに食べられている、古い歴史のある果物だということが分かりました。
桃と言えば大久保重五郎氏が、明治の桃太郎と言われているほどに、桃との関係が深いとも言われています。
中国でも、桃は縁起物として言われており、果物としてだけではなく、漢方薬としても、人気が高いようです。
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