パイナップルを食べて、口の中がヒリヒリしたり、口の周りが痛痒くなったり経験はありませんか?

ひどくなると唇が切れて血が出たり腫れたりする症状がでることがあるそうです。

今回はそんなパイナップルの性質について調べてみました。

パイナップルを食べるとどうして口が痛くなる?

パイナップルには、タンパク質を分解する酵素が含まれています。

その酵素の名前はブロメラインといいます。

舌の周りはタンパク質に覆われているため、それを分解酵素の働きで舌がヒリヒリとした症状が出ます。

パイナップルを食べ過ぎたり口腔内の粘膜の弱い人は出血を起こし腫れたり痛みが出たりし、唇にまで影響を及ぼす場合があります。

症状を抑える方法

このブロメラインという酵素は、60度以上の加熱で効果を失うという特徴があります。

そのため、熱を加えて乾燥させたドライフルーツのパイナップルや、酵素の効果を失わせた缶詰のパイナップルを食べることで、唇が切れたり、出血したり、腫れたり、痛みがでたりすることは軽減されるはずです。

また、空腹時に食べると、胃痛、胸焼け、下痢などの症状を起こす場合もあります。

これらの対策としては、上記のような加熱したパイナップルを食べるほか、牛乳やヨーグルトなどと一緒に摂取したり、空腹時を避けて摂取したりすることで軽減されます。

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ブロメラインの特徴

ブロメラインは悪いことばかりではありません。

ブロメラインには肉を柔らかくする効果があり、パイナップルと肉を一緒に食べることで消化促進に役立つと言われています。

その他、腸内の腐敗物を分解してくれる作用もあり、便秘解消にも役立ちます。

パイナップルに含まれている食物繊維と合わせて、腸内環境を整える働きをしてくれるのです。

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まとめ

唇や口腔内の痛みなどをひきおこす、パイナップルに含まれるブロメラインですが、量の調節をすることで、腸内環境をよくするというメリットもあります。パイナップルには他にも健康、美容などに役立つ効果効能があります。アレルギーに注意しながら、摂取量に気をつけ、健康に役立つ食べ方をすると大変優秀な果物なのです。

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