普段、特に考える事もなく野菜や果物を食べていますが、その違いについて考えたことはありますか?例えばパイナップル、イチゴ、リンゴは全て果物として認識していましたが、実はイチゴは野菜に分類されるようです。
野菜と果物の違いについて
自分の中では、果物は樹に成り甘い果実である物が果物でその他全てが野菜として認識していましたが、実のところ野菜と果物の明確な定義はなく国や地域によっても異なるようです。
官公庁やJA全農の分類では、野菜は種を蒔いた後に1年で開花し、その後枯れると言う1年草本類であり、また副食物である事と加工を前提としない物とされ、果物については、樹やツルのまま複数年に渡って成長を続ける多年草本類で果実だけを食べる物とされています。
イチゴやパイナップルはどちらに属する食べ物か
例えば、イチゴ、メロン、スイカ、パイナップル、リンゴの5種類の内、果物と呼ばれるものは、パイナップルとリンゴの2種で、あとは全て野菜に分類されます。
知識として頭にあればスイカやメロンは、野菜である事を御存知だと思いますが、イチゴが野菜であることを不思議に思う人は多いと思います。
もっと詳しい分け方をすれば「果実的野菜」であるとされています。
イチゴは、多年草であり複数年収穫できます。
秋に苗を植え夏には収穫が終わると言うような1年の栽培予定がしっかりしている為、農林水産省では野菜と定義付けているようです。
パイナップルは、樹ではなく畑で収穫されるので野菜として考えがえてしまいますが、一度収穫してもまた成長を続け、再び結実する多年生植物であることから果物に分類されています。
まとめ
最近では、資格として野菜ソムリエを取得する方が多いですが、この野菜ソムリエでさえも野菜と果物の違いに迷うと言う人が多いと聞きます。
また、新たな分類として野菜的果物や果物的野菜と言うように野菜と果物の分類には曖昧なところもあります。
特に食べ方としては変わりがないので深くは考えず、一つの知識として頭に入れておいても良いでしょう。
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