パイナップルはタンパク質分解酵素を含み、食べると舌や口中がヒリヒリして痛むことがありますが、これはプロメラインと呼ばれる酵素の影響で大人でも嫌がる人は少なくはありません。では、パイナップルを幼児に食べさせるとしたら何時頃が良いか気になります。
パイナップルは幼児に食べさせても大丈夫なのか
乳幼児の離乳食にパイナップルを食べさせても良いと言う報告があるいじょう、幼児なら大丈夫だと言えますが、酵素アレルギーもあることから注意が必要です。
特に生のパイナップルは、プロメラインが多く含まれるため、アレルギーの原因にもなっています。
また、熟していないパイナップルにはシュウ酸カルシウムが含まれており針状の結晶が舌に刺さる形となり刺激があることから口内が痛む原因にもなります。
アレルギーのない幼児でもこのヒリヒリした感じは苦手と感じてパイナップルを食べなくなる場合もあるので幼児期は、缶詰のパイナップルを一度洗って糖分を少し落としてから与えるのが望ましいです。
パイナップルとアレルギー症状
離乳食の時期からパイナップルを与えてもアレルギー症状もなく美味しそうに食べている赤ちゃんもたくさんいますが、中にはアレルギー症状を起こす赤ちゃんもおります。
大人でも生のパイナップルを食べたとき、口の中や舌がヒリヒリとすることがありますが、通常15分以内に治まるものであれば、心配のない症状です。
しかし、30分から1時間以上も続く場合は、アレルギーの症状である可能性があり注意が必要です。
またアレルギー症状には蕁麻疹や腹痛、下痢と様々な症状もあり、特にアナフィラシー症候群の場合は危険である為、ためらわず病院へ行くことです。
大人や年長児の場合、既に花粉症に罹っていた場合は口腔アレルギー症候群になりやすいので注意してください。
まとめ
南国のフルーツでもあるパイナップルは、熟した物であれば甘くて美味しいものですが、消化器官の発達やアレルギー抗体力を考えると幼児にパイナップルを食べさせる場合は、2歳以上か又は、3歳以降に始めるのが望ましく、体調の変化にはくれぐれも気を付けて食べさせましょう。
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