ビタミンCがたくさん含まれている、おいしいイチゴですが、約8粒食べるとビタミンCの1日摂取量をまかなえるそうです。
他に食物繊維なども含まれていて、栄養価も高いイチゴですが、春の時期はいちご狩りなんていうのも楽しいですよね。
またプランターでも育てることが出来るそうなので、自宅で栽培されている方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで今回は、アザミウマというイチゴの天敵のことを調べてみました。
イチゴの天敵、アザミウマ
アザミウマとは、1ミリから2ミリの体長で、黄色または淡黄色の色をした、とてもとても小さな昆虫だそうです。
でも、いろいろな種類の野菜や果物にくっついて汁を吸うので、天敵になってしまうようですね。
アザミウマに吸われると、葉っぱなどは白い斑点になってしまったり、花が咲かなくなることもあるそうです。
アザミウマの種類
アザミウマは4月から10月に発生するそうですが、色々な種類の植物ウイルスを野菜にうつしてしまうので、特に問題になってしまうようですね。
また世界には200種類いるそうですが、日本では特にミカンアザミウマ、ヒラズアナアザミウマ、ミナミキイロアザミウマなどをよく見かけるそうです。
特にミカンアザミウマは、ナス、トマト、キュウリ、レタス、そしてイチゴに寄生するんだそうです。
農薬を使わずにアザミウマを追い出せる?
果物や野菜を食べる時、なるべくなら農薬をつかっていないもの、もしくは農薬を減らして育ててもらったものを食べたいですよね。
そこでイチゴの天敵アザミウマを、違う虫に食べてもらうという方法で、イチゴ栽培をされている農家さんがいらっしゃるそうですよ。
その虫とは「土着天敵オオメカメムシ」で、アザミウマを食べてもらうんだそうです。。
ちなみに土着天敵というのは、その地域で生活している、それも長く住みついているという意味なんだそうです。
そのような土着天敵の昆虫や微生物を利用することで、その土地の生態系を壊すことなく駆除することができるそうですよ。
まとめ
イチゴの天敵のアザミウマ、そしてアザミウマの天敵オオカメムシなど、どんな野菜や果物もしっかり育って実をつけるまでは、色々な天敵がいて大変ですね。
でも、その土地の生態系を壊すことなく、長く住みついている虫に食べてもらうことで、野菜や果物を守ることが出来ることは、すごいことだなと思いました。
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