子供から大人まで人気がある果物の一つ、イチゴですが甘さの中の酸っぱさが、またおいしいですよね。
ハウス栽培などで1年中出回っているイチゴですが、どのように育てているのか調べていたところ、温度制御や褐変という言葉が気になりました。
クラウン温度制御とは
イチゴは、10度~25度位の温度が生育には向いているそうで、すごく暑い真夏や、真冬の温度はイチゴにとってきついそうです。
またイチゴは育てることは、そこまで難しくないものの、美味しく作ることが、とても難しいと言われているようです。
温度制御の技術について
イチゴの収穫時期や収穫の量を安定させる為に、また燃焼コストの削減と収入アップの為に、温度制御の技術を開発したそうです。
使い方の1つとして、1番果と2番果の中休み期間を解消するということを目的に使用しているようです。
1番果とは、文字通り1株の中で1番目に花が咲き果実になるそうですが、1~4番果へと成長していくんだそうです。
そして1番果であるイチゴの収穫が始まり、次は2番果ですが収穫まで1か月、もしくは2か月あいだが開くことがあるんだそうです。(品種によっても違うそうです。)
そこで1番果、2番果と、少しでもスムーズに育ってくれたら、収穫量や出荷の時期も安定するので、温度制御の技術を使うそうなんですね。
クラウンの太さは変化する?
温度制御の具体的な方法は、イチゴのクラウンの部分だけを適温にするそうですが、クラウンというのはイチゴの茎の部分のことだそうです。
適温にすることで、クラウンの太さは変化しスムーズに成長していくそうです。
また温度制御の技術は、コスト削減にもなるそうですね。
それはハウス全体の温度を調整して、クラウンに適した温度を保つという方法ではなく、クラウンのみをピンポイントで適温することにより、暖房費の節約になるそうです。
褐変した場合
褐変(かっぺん)とは、植物体の一部分が病気などにより褐色(かっしょく)に変わるという意味だそうで、褐色は少し黒みをおびた、濃い茶色のことだそうです。
イチゴだけではなく、ほかの野菜や果物も褐変することがあるそうですね。
原因の可能性
クラウンに近い場所で、葉を支えてる枝の根っこの部分や、つぼみが褐色化している場合、芽枯病の可能性があるそうです。
また葉の症状で、褐色になり、色々な形の斑点ができ、葉が変わった形になった場合も芽枯病の可能性だそうです。
そして葉を上から見た場合、中央の部分が灰色褐色で、葉の部分が紫褐色のじゃの目模様の場合は、じゃの目病の可能性があるそうです。
あと葉が褐色化して硬くなり変わった形になることや、葉や花を支える小さな枝、また芽の部分が褐色していた場合、チャノホコリダ二(害虫)の場合があるそうです。
まとめ
クラウン温度制御とは、イチゴの茎の部分だけ適温に保つことで、成長をスムーズにし収穫の量や、出荷の時期の安定に良い影響を及ぼすことを知りました。
また、そうすることで暖房費も節約になりコスト削減にもつながることは、凄いことだなと思いました。
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