女性を中心に人気のグレープフル-ツ風呂。
美肌効果やデトックス効果など、嬉しい効能がたくさんあることがその人気の秘訣です。
しかし、中には「入ると肌がピリピリする」といった痛みを感じる方も多いようです。
よかれと思ってやったお風呂が実はお肌にダメージを与えていたら、なんていう不安もありますよね。
そこで、この痛みの原因が一体なんなのか、ご紹介致します。
痛みの原因
多くの方が悩んでいるピリピリとした痛み、この原因はグレープフルーツに含まれる「リモネン」という成分だと言われています。
リモネンには皮膚刺激があるので、それが痛みの正体だとされています。
グレープフルーツだけでなく、レモンやみかん、オレンジなどの柑橘系の果物に含まれていることが知られている成分で、皮の外側や種に多く含まれており、皮を剥かずに丸ごと湯船に入れたとしてもその成分が出てきてしまうのだとか。
また、リモネンには油脂を分解する働きがあり、洗剤にも利用されています。
なので、毛穴が開いた状態になっている入浴時にはお湯に溶け込んだリモネンの刺激を受けてしまうのだとされています。
痛みの改善方法
痛みはあるけれど、効能の為にグレープフルーツ風呂に入りたい。
そんな時のための改善方法・対処法をいくつか挙げてみました。
一つ目はお風呂に入れたグレープフルーツの皮をもみほぐさないことです。
必要以上にぎゅうぎゅうともみほぐすと、リモネンがしみ出してしまい、痛みの原因を増やしてしまうことになってしまいます。
二つ目は、乾燥させた皮を入れるということです。
剥いたグレープフルーツの皮を十分に干すことで、ピリピリしにくくなることが期待できます。
三つ目は、剥いてから時間の経った皮を使用しないことです。
リモネンは空気に触れることで酸化し、皮膚刺激を引き起こすもとになってしまいます。
しっかりと干したものなら問題はないと言われていますが、そうでないものはなるべく新しいものを使用する方が望ましいようです。
まとめ
グレープフルーツ風呂には痛みを感じるかもしれないというリスクもありますが、是非ともその効能にあやかりたいものです。
痛みの原因を知り対処をすることで、無理なくお風呂を楽しんでいきましょう。
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