南国のフルーツで甘酸っぱさが魅力のパイナップル。
しかし、パイナップルを食べて舌や口の中がチクチクして痛くなったことがありませんか?
このような痛みが出ないようにする方法をご存知ですか?
痛みの原因はブロメラインと言う酵素
パイナップルを食べて、このような痛みが出てしまうのは弱酸性のフルーツであるためだと思っている人がいるでしょうが、原因はそれではありません。
なぜならば、他の柑橘類で甘酸っぱいもの食べてもパイナップルを食べたときのように口や舌に痛みが出るということはないからです。
パイナップルには、ブロメラインというタンパク質分解酵素があるのですが、それによってこのような症状が起こってしまいます。
この酵素は、パイナップルが生育する時に害虫から守るためにみずからが持っている成分です。
よく、肉料理をするときにパイナップルと一緒に使うと肉がやわらかくなると言われますよね。
酢豚にもパイナップルが入れられているのはこの酵素の作用を用いているからです。
完熟のパイナップルになるまで
収穫されたパイナップルはすでに根っこから切り離されているので、そこから先に熟すということはないのですが、購入してからすぐに食べるよりもやや鮮度を落とした状態を意識して食べると、ブロメラインの量が少なくなるので痛みを感じにくくなります。
切ってから一晩置いておく
また、パイナップルを食べたい時に切るのではなくて、食べる前日から切ったものを冷蔵庫で一晩寝かせておくのもおすすめです。
切って保存しておくことで、鮮度か下がっていきますので、ブロメラインの量も一気に減るからです。
残ったパイナップルを翌日に食べたら痛みも感じずに美味しく食べられたと言うことがあるでしょう。
ジュースにする
そして、パイナップルをジュースにするのもおすすめです。
なぜならば、ブロメラインが含まれているのは繊維質です。
そのためジュースにすれば繊維質を取り除くことができるのでだが痛くなりにくくなります。
まとめ
甘酸っぱくておいしいパイナップルでも、舌が痛くなるのが嫌と言う方も、このような方法を知っておけば安心して食べられるようになりますね。舌や口を傷めないように注意しながら美味しく食べるようにしましょう。
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