パイナップルは生でも缶詰でもどちらでもおいしく食べる事ができるフルーツですが、焼いたりなどの加熱処理を施すと栄養成分はなくなってしまうのでしょうか?
また缶詰は生と比べると栄養効果はどうなるのでしょうか?その謎についてまとめてみました。
パイナップルを焼くと栄養成分はどうなる?
パイナップルは焼いたりなどの加熱を施すと、大切な酵素やビタミンCなどの栄養成分がなくなってしまいます。
パイナップルの酵素は体内のタンパク質の分解や消化・吸収を助けてくれる働きがありますがその効果はなくなってしまうということです。
よく、お肉やハンバーグの上にパイナップルが載せてあることがありますが、そのときも焼かずに生のままを載せてあります。
それはお肉のタンパク質を分解してくれるためと、お肉を柔らかくおいしく食べる事ができるようにと工夫されているのです。
缶詰のパイナップルの栄養効果は?
缶詰になる過程でパイナップルに加熱処理が施されているので、栄養効果はほぼなくなってしまいます。
食物繊維などは壊されませんが、酵素やビタミン類はなくなっている状態にあります。
生のパイナップルを食べると口がヒリヒリすることが多いですがそれは酵素のブロメラインのせいのです。
一方、缶詰のパイナップルを食べてヒリヒリするといったことは聞いたことがありません。
それだけ酵素の力がなくなってしまっているということの証明でもあるのです。
簡単に手軽に食べる事ができる缶詰ですが、できれば丸ごとの生のパイナップルかカットされたものを買って食べるほうが体には良いということになります。
加熱はNG!冷凍はOK?
パイナップルなどの果物は冷凍すると栄養成分はどのようになるのでしょうか?
イギリスにある大学で冷凍した果物は生の物に比べると栄養価が上がると研究で証明されたそうです。
日持ちもするし、なおかつ栄養価があがりおいしく食べられるので、パイナップルの冷凍保存はかなりおすすめです。
まとめ
同じパイナップルでも加熱と冷凍では雲泥の差がでてしまう栄養価でした。60℃以上の加熱で酵素やビタミンは破壊されてしまうとのことなので、せっかく食べるなら生のパイナップルを食べたいですね。
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