食後のデザートにはお口がさっぱりになる人気のパイナップルですが、一体果実の構造はどのようになっているのでしょうか?
その謎やパイナップルの種類などについて調べてみました。
パイナップルの本当の果実は意外な部分だった!
パイナップルは一見すると果実のようなのですが、実際は高さ1mぐらいの多年生草本の実なのです。
植えて約1年ほどで葉の中心部につぼみが出て小さな鼻が次々に開花していきます。
開花された5ヶ月後ぐらいで収穫できるようになります。
現在実として食べているパイナップルの果実は花の軸の周りに並んだ小さな実の付け根の部分と軸が一緒に合わさって肥大し、多量のエキスを含むようになったものなのです。
本当の果実は実は、表面に並んだ螺旋状に並んだあの堅くなった食べれないイボ状の茶色い部分から果肉の表層部分までなのです。
食べれない部分が本当の果実だったことには驚きですね。
パイナップルの種類は?
パイナップルは100以上の品種が存在するようです。
大きく分けると4系統で、スムース・カイエン、クイーン、レッドスパニッシュ、カバゾニに分かれます。
スムース・カイエンは世界的にも最も多く作られている品種で果汁が多く甘味が強いのが特徴です。
クイーンは小ぶりな大きさで果肉がサクサクした食感が特徴になります。
レッドスパニッシュは果実が中ぐらいの大きさの樽型で、甘さの中にピリッとした酸香味があり繊維質な部分が特徴になります。
日本で販売されているパイナップルの大半が輸入品です。そのシェアは99%の割合でフィリピンからのものです。
おいしいパイナップルは遠い国から大切に運ばれてきていたのですね。
丸ごと一個買って冷凍しよう!
パイナップルは栄養価を考えるとなるべく缶詰よりも生のものを選んだほうが良いです。
缶詰は加熱処理されているため、酵素やビタミンCが消えてしまっています。
逆にカットした生のパイナップルを冷凍させると栄養価が高くなることはイギリスの大学でも研究で実証されています。
日持ちも長くなるので冷凍庫でストックしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
パイナップルと一くくりに言ってもたくさんの品種があったことには驚きました。皮と呼んでいる部分が本当の果実だということにもビックリです。
今のあなたにおすすめの記事