食物を購入すると「取りあえず、冷蔵庫に入れる」と安心しますね。
「暖かい場所に置いておくと傷んでしまう=変色してしまう」、と、ずっと昔から教えられているからではないでしょうか。
そこで、桃を購入しても冷蔵庫に入れてしまうのです。
これから、固い桃を冷蔵庫に入れることと、桃が変色してしまうことについて調べます。
桃の冷蔵庫保存
桃は、冷蔵庫保存は向いていないそうです。
桃は、食べる2時間前に冷やせば十分というわけですが、都合で冷蔵庫内での保存時間が長くなることもあるかも知れません。
桃は、冷蔵庫での保存が長くなると「桃の味が抜ける=桃の味が落ちる」そうです。
冷蔵庫では、冷えすぎない「野菜室」での保存が良い様です。
固い桃の冷蔵庫での保存
固い桃とは、一般的に熟してないことが多い様ですが、この様な固い桃を冷蔵庫で保存すると、今以上の成熟をせず、成熟が止まってしまうそうです。
保存することはできますが、桃が傷んでいく一方だということです。
桃が変色する
桃が変色する理由は様々ありますが、1番身近に目にするのは、次の様な事柄でしょう。
①桃が傷付いた時
「桃の輸送中」や「購入後に自宅まで持って帰る間」、または、「桃が衝撃を受けた時」など、まっさらな桃の表面に何らかの傷が付いてしまった時には、そこが変色してくる様です。
そのまま放っておくと、桃全体が腐ってしまうということです。
②桃を剥いて時間が経った時
桃を剥いて、時間が経つと変色します。
桃の皮が剥きにくく、皮を剥くために時間がかかっても同じです。
どうやら、空気の影響を受けて酸化する様です。
③桃が腐った時
冷蔵庫保存の時間が長すぎると桃の成熟が止まってしまい、ヘタから変色し始めて、やがて桃全体が腐ってしまうこともある様です。
ヘタの周囲が変色している時は、ほとんどの場合、桃の種が傷んでいて、種から実にその影響が移っていくそうです。
④室温が上がってしまった場合
常温で保存している場合では、時間と共に桃の成熟が進み、やがては、桃全体が変色して腐ってしまう様です。
※桃を保存する場合、桃同士が重ならない様にしましょう。
上になった桃の重みで、下になった桃が傷むこともある様です。
まとめ
桃は、冷蔵庫での保存は向いていないことが分かりました。
固い桃(=成熟が足りない桃)を冷蔵庫で保存すると、その時点から成熟ができない(止まる)ために、熟す前に桃が傷んでくる様です。
できれば、常温で保存しながら、食べる頃に合わせて、数十分前の冷蔵庫保存をおすすめします。
桃は、桃の成熟が進んでも進まなくても、最後には変色して、腐ってしまう様です。
最後の瞬間を迎える前までの変色は、私達の桃の取り扱いが大きく影響していることが分かり、取り扱いに注意すれば、変色は最小限に防げることも分かりました。
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