南国のフルーツで日本でもなじみ深いのがパイナップル。しかし、今では当たり前にパイナップルと呼ばれていますが、パイナップルと呼ばれるようになった由来や意味、漢字でどんなふうに書くのかをご存知ですか?
パイナップルの名前に関する由来や意味
想像しやすいかもしれませんが、パイナップルは英語で「pineapple」と書かれます。これは、松の種子である松ぼっくりに形状が似ていること、また、味わいがリンゴのように感じることから、こう呼ばれるようになりました。
松は「pine」、リンゴは「apple」ですので、合わせて命名された経緯があります。
また別の説ではりんごの味から由来しているのではなく、果実そのものを「apple」と表記することがある時代があったために、そのように名付けられたとも伝わっています。
この由来や意味は、比較的、頷ける内容ですので理解しやすいのではないでしょうか。
パイナップルの漢字表記と読み方
パイナップルの漢字表記は鳳梨と書きますが、数ある果物の漢字表記の中でも難解漢字に入っているので、これを読める人は、わずか十数パーセントと言われています。
それほどなじみのない漢字表記だといえますね。
昔は鳳梨と呼ばれていましたが、現在でも読み方も分かりづらいと言われています。
実際は、ほうりと読みます。
また、果実だけならパイナップル、植物として全体を見た時には「アナナス」と呼ぶ場合もあります。
パイナップルの概要
そもそもパイナップルは、どこが原産かご存知でしょうか?実は、ブラジルが原産地で歴史をさかのぼると、大航海時代によってヨーロッパに伝来したと伝わっています。
現在では世界各国で生産されているのですが、日本に伝わってからは温暖な気候を生かして沖縄での栽培が盛んです。
このように南国のフルーツとして人気の高いパイナップルの由来や漢字表記を知るとさらに歴史をさかのぼることができますね。
まとめ
パイナップルの由来や意味、漢字表記を知ると、歴史を知ることもできますね。難解漢字とされて読みづらさもあるものの、うんちくとして知っておけば何かの機会に役立つかもしれませんね。
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