中華料理の定番でもある酢豚にはパイナップルが入っていますが、これが苦手と思う人が72%もいるそうです。
苦手とする理由を探ってみたいと思います。
酢豚にパイナップルを入れる事は邪道?
ポテトサラダにリンゴやミカン、メロンに生ハムと単体で食べたらどんなに美味しいだろうと思いますが、特に中華料理の定番とも言える酢豚にはパイナップルが入っています。
フルーツが料理に使われることや塩分との相性を考えたら理解しがたい組み合わせであることは確かなようです。
あるアンケート調査で酢豚にパイナップルを入れる事は嫌いと答えた人は、72%もいると言う結果が表れたほどです。
やはり、酢豚にパイナップルを入れる事は、邪道なのでしょうか。
酢豚にパイナップルを入れるわけと嫌いな理由について
酢豚にパイナップルを入れる理由としては諸説ありますが、その昔、欧米人に酢豚を出す際に欧米人の味覚に合うようにとパイナップルを入れたと言う事と、また高級感も得られると言うことからパイナップルを入れたのが始まりと言われる説があります。
また、パイナップルに含まれているタンパク質分解酵素のブロメライン成分と酢豚に入る肉が合わさることから肉を柔らかくする為、調理にパイナップルを使う事は理にかなっているとも考えられますが、ブロメラインは残念ながら熱に弱く、60℃前後で死滅してしまいます。
肉と一緒に熱を加えてしまえば酵素の働きは無くなるものと思われます。
その他の説では、酢豚の美味しさは甘酸っぱさにあることから酢豚独特の甘酸っぱさを引き出す為にパイナップルの味が向いていると言う説があり個人的にはこの説が有力とも言えそうです。
好き嫌いは、パイナップルを温める事で酸味が薄まり甘さが引き出され味覚的にも美味しく感じます。
「パイナップルは、酸味があり冷たい物」と言う認識が料理に入っている酢豚への嫌悪感を生むものと考えられます。
まとめ
フルーツと捉えずに新しい食べ物として受け入れたら、不味いと感じていたものも美味しく食べられそうですね。
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