みなさんもご存知のように、イチゴをスーパーでよく見かけるのは12~5月頃です。

しかし最近では、栽培技術の発展から、イチゴは通年食べる事が出来るようになりました。

実は甘酸っぱくてとても美味しくて栄養もたっぷりですが、ヘタを食べた事がある人はほとんどいないのではないでしょうか?

今回は、イチゴの実やヘタにどのような栄養分が含まれているのかを調べてみました。

イチゴの実やヘタが出来るまで

イチゴ  ヘタ 栄養

イチゴの実やヘタの栄養分の前に、まずどのようにして実やヘタが出来るのか知っておきましょう。

イチゴは春頃花が咲き、実が出来るのは初夏(5~6月頃)です。

花が受粉してから実が形成されるため、花が咲かない事には実もヘタも出来ません。

いちごの果肉は、花たくと呼ばれる花全体を支える箇所が肥大して出来たものであり、本来の植物の果実のように子房が肥大して出来た実ではないので、偽果と呼ばれています。

イチゴのヘタは、花のがく片と呼ばれる部分に当たります。

実やヘタの栄養分は?

野菜や果物などの食品の栄養分は「日本食品標準成分表」で確認する事が出来ます。

これは食品の「可食部(食べる事が出来る部分)」の成分を記したものであり、イチゴの実は様々なミネラルやビタミンを含んでいて、中でもビタミンCは100g中62mgも含まれているようです。

ヘタに関しては「可食部」として扱われないので、数値として調べる事は難しいといわれています。

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ヘタは食べられる?

植物である以上、もちろんイチゴのヘタも食べる事は出来ますが、その味や食感はあまり美味しいとはいえないようです。

ヘタは食べる事はないかもしれませんが、イチゴは、ヘタ側から食べると美味しく食べられるといわれています。

その理由として、イチゴは先端のとがっている方がより甘くて美味しくなっており、ヘタの方から食べていく事によって少し酸っぱい方から最後は甘く美味しく食べられるという事が出来るようです。

まとめ

普段イチゴを食べる時は、ほとんど意識する事のないヘタですが、「食べる方向」という点では美味しく食べる為の1つの目印になる事が分かりました。

もしかすると、オリジナルの調理法で美味しく食べられるかもしれませんし、盛り付けの際の彩りとしてはもってこいの食材かもしれません。

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