離乳食はミルクから大人と同じ食べ物を食べられるようになるための大切な時期です。
シャキシャキする生の梨をいつから赤ちゃんに食べさせていいものか、ママはとても気になるところですね。
夏の暑い季節には、水分が多くて夏バテにも効果がある梨を赤ちゃんに食べさせたい。いつから食べさせてよいでしょうか。
梨を赤ちゃんに与えるときには
梨にはアスパラギン酸が多く含まれます。アスパラギン酸は夏バテ、疲労回復に効果があります。
たくさん遊んで熱くなった体を冷やすのに、梨は効果的です。
また消化酵素であるプロテアーゼを含んでいるので、便秘予防にも効果があります。ただし、赤ちゃんが食べる場合には消化しにくい食物繊維が含まれるので、食べ始めには便の状態に気をつけるとよいでしょう。
梨を離乳食に。成長段階に応じた下ごしらえ方法
生後5~6か月の離乳食初期から梨を与えることができます。
ただし、梨は固めでシャキシャキした食感があります。生で食べても口の中で溶けることはないため、小さく切って調理に使います。
離乳食初期の赤ちゃんに食べさせるときにはまず果汁から。そして、生後7~8か月になるころには梨を小さく切ってやわらかく茹でるか電子レンジで温めて柔らかくしたものを与えるとよいでしょう。
1歳すぎて離乳食後期のころになったら生の梨を食べることができるようになりますが、かむ力が弱くのどに詰まらせやすいので、薄く切って与えてください。
離乳食として梨を使う時に気を付けていただきたいのは、梨は消化が悪く、体を冷やす食べ物だということ。食べ過ぎに気をつけてください。
梨をつかった離乳食のレシピ 初期
梨と10倍粥はそれぞれ適量
①梨は皮をむいて、芯と種を取り除く
②梨をすりおろし、10倍粥とあえる。
10倍粥はヨーグルトに変えることもできます。
梨をつかった離乳食のレシピ 中期
梨のシロップ煮
梨30g
水 200mL
てんさい糖 小さじ1
①梨は皮をむいて芯と種を取り除いて5㎜角に切る。
②小鍋に水を入れて加熱。てんさい糖を加えて煮溶かす。
③②に①を加えて、やわらかくなるまで煮る
まとめ
赤ちゃんに生の梨を与えるのは、離乳食後期になってからにしましょう。梨は消化がよくないので、薄く切ったものを与えてください。梨は甘くてジューシーなので、赤ちゃんもきっとおいしく食べてくれるでしょう。一方で食物繊維が多く入っており、消化しづらいので、与え始めは便の様子には気をつけましょう。
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