夏の終わりから秋にかけての時期には、黄緑色の小花が集まって咲き、たくさんの水分を含んだ緑色や紫の実が垂れ下がります。
そのまま食べても美味しいフルーツですが、その他にもジャムやお酒の原料など、いろいろな使い方に使用されています。
今回はそんな「ブドウ」の漢字の由来についてまとめてみました。
ブドウは漢字でどうかくの?
ブドウを漢字で書くと「葡萄」と書きます。
結構画数が多く難しい感じなので、実際に書ける人はもしかしたら少ないかもしれませんね。
・「ブドウ」の名称の由来は?
ブドウの名前の由来は、古代ペルシャ語から由来してつけられていると言われています。
アケメネス朝時代のペルシャ帝国・フェルガーナ地方で、「ブーダウ」と呼ばれていた品種が、前漢時代にペルシャを旅していた政治家で外交官だった者によって、種が持ち込まれ、その芳醇な味わいが好まれ、栽培され、「ブーダウ」の音感から「葡萄」の文字が当てられるようになったと言われています。
このことから、由来が来ていると言われています。
日本で本格的に嗜好品としてフルーツのブドウの栽培が始まったのは鎌倉時代だと言われており、今でも山梨県には、「ぶどう寺」と呼ばれるお寺があるようです。
山梨県でワインが作られているのは、ブドウに関連しているのでしょうね。
ブドウの漢字は、中国から来ており、中国ではブドウはおめでたいフルーツだったと言われています。
まとめ
ブドウは漢字では「葡萄」と書きます。
ブドウの由来は、古代ペルシャ語から由来されていると言われていますが、漢字は中国から使われており、発音に関しても、中国語は少し混ざっているとも言われています。
中国ではブドウはすごくおめでたいフルーツとして言われており、日本では山梨県に今でも「ぶどう寺」と呼ばれているお寺があると言われています。
夏の終わりから秋にかけてブドウが美味しくなる時期です。
ブドウを漢字で書ける人は、もしかしたら少ないかもしれませんが、ブドウの漢字を見て、ブドウと読める人は多いかもしれませんね。
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