水に浮く果物や水に沈む野菜がありますが、その違いは何でしょうか。
果物によって、水の中で重たくても浮いたり、軽くても沈んだり、皮を剥いたり凍らせることによって沈んでいたものが浮いたりとすごく不思議ですがそれはどうしてなのでしょうか。
果物が水に浮くメカニズム
水に浮くものと沈むものとでは、同じ体積で比較して、水より軽いものは浮き、重いものは沈むという関係にあります。
果物には水分が多い果物もあります。
果物を凍らせると果物の中の水分が凍ります。
氷が水に浮くという関係から水分の多い果物は凍らせると浮くということになるのです。
果物の皮が同じ体積の水と比較して重い物であれば沈み、軽いものであっれば浮きます。
水に浮く果物と沈む果物の差は糖度にある?
水に浮く果物と沈む果物の差は糖度の濃さにあるといった仮設もよく聞きますが、残念ながら実際には糖度は関係ないようです。
浮くものと浮かないものの糖度で有意差はないという結果が言われています。
熟した桃は沈む?
若い桃は桃の体積が軽く、水に浮くと言われています。
熟していくほど重みが増し、水に沈むと言われています。
水に沈む桃は食べごろとも言われているようですよ。
桃が食べごろなのかどうかを判断する方法として水に浮くか沈むかを実験してみると良いかもしれませんね。
沈む桃は、食べる直前に冷蔵庫に入れて冷やしてから食べると、甘くて冷たくておいしい桃を食べることが出来るようです。
まとめ
果物によって水分が多い物や体積で比例して、水より重いものと軽いものに分かれると言われています。
桃は若い桃は水に浮き、熟していくうちにストーンと沈むと言われています。
沈んだ桃を食べる時には、数時間前に冷蔵庫で冷やしてから食べるようにすると良いでしょう。
また、白桃は沈み、黄桃は沈まないとも言われています。
白桃と黄桃で作りは違うようにも感じられますね。
桃太郎で桃が皮から浮いた状態で流れてきますが、あの桃はきっと黄桃ではなく、白桃なんでしょうね。
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