人生の一大イベント、出産。妊娠中はカロリーのとりすぎに気をつけながらも、しっかりと栄養は摂取したいですよね。大切なあたらしい命のために、必要な栄養素をかしこく食事にとりいれたいものです。妊娠を望んでいる時期から出産までに必要な栄養が、たっぷりと含まれているのが「いちじく」です。
胎児の発育に必要な葉酸
いちじくには、葉酸が含まれています。葉酸は、胎児の脳や神経の形成に、とても大切なはたらきをするといわれています。
妊娠初期はもちろんのこと、妊娠を望んでいる時期にも、積極的に摂取したい栄養素なのです。
いちじくには、吐き気を緩和するビタミンB6も含まれています。妊娠初期の強い吐き気をともなうつわりに、効果が期待できます。
吐き気があると、どうしても食がほそくなってしまいますが、シャーベット状に凍らせて食べるなどの工夫をしてみましょう。
貧血の予防には鉄
妊娠の中期になると、赤ちゃんはどんどんと成長します。そのときに、気をつけたいのが貧血です。
妊娠中は多くの血液が必要になり、貧血になりやすいものです。
いちじくには、鉄分も含まれているので、おやつやデザートとしてぜひ、食べてもらいたい果物です。
毎日続けることで効果が期待できます。
骨にはやっぱりカルシウム
赤ちゃんの骨や歯をしっかりと形成するために、妊娠中はたんさんのカルシウムが必要になります。
いちじくには、そのカルシウムも含まれています。
赤ちゃんのためのカルシウムが不足すると、母体に蓄積されたカルシウムが溶け出し運ばれます。
その結果、知らず知らずのうちに母体の骨密度が低くなり、骨粗しょう症になりやすくなるのです。
また、カルシウムが不足すると、イライラや肩こり・腰痛の原因になるともいわれています。妊娠中はとくに意識をして、カルシウム不足にならないようにしましょう。
まとめ
妊娠中に必要な栄養素がすべて入っているといっても言い過ぎではない「いちじく」ですね。じつは「食べると母乳の出がよくなる」ともいわれており、妊娠中だけでなく、出産後も食べる習慣にしたい果物です。
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