家庭菜園の楽しみは、やはり収穫するときが一番です。大切にお世話をして、たくさん収穫できたときの喜びは、なんともいえないものがありますよね。
イチジクでも収穫量の多い品種がいくつかありますが、中でも「カドタ」の収穫量は抜群です。ここでは、その「カドタ」の特徴をまとめてみました。
【小ぶりがカワイイ「カドタ」】
「カドタ」は、なんとなく日本的な名前ですが、原産国はイタリアです。誰もが「小さくてカワイイ!」と表現するほど、小ぶりな大きさが特徴的です。形は丸く、重さは約30gといいます。コロンとした愛らしい印象ですね。
皮の色は、赤くならず黄緑色のままの白イチジクです。皮は薄くやわらかいので、皮ごと食べることができますよ。
【なめらかな食感の「カドタ」】
味よし、香りよし、で有名な「カドタ」。小ぶりな外観からは想像できないほど、甘くておいしいのが自慢です。舌ざわりもよく、ジャムをそのまま食べているようだともいわれています。
イチジクは、あのツブツブ感が苦手で・・・という人にも、「カドタ」ならオススメできます。薄く切った「カドタ」を、そのままパンにのせて食べてみるのはいかがでしょうか。生として食べる以外にも、缶詰として加工されたり、ドライフルーツとして使用されたりしています。
【収穫量におどろく「カドタ」】
「カドタ」は夏秋兼用品種で、収穫期は8月~10月です。耐寒性・耐暑性ともに強く、半日陰でも育つといわれています。
日当たりが悪いと味がおちてしまうようですので、できれば日当たりのよい場所で育てたいですね。
生育の勢いも強く、収穫量の多さも特徴の一つです。
完熟を収穫するのが、家庭菜園の醍醐味ですが、「カドタ」は傷みやすいため日持ちがしません。収穫後は、できるだけ早めに食べましょう。
【まとめ】
「カドタ」は、たくさん収穫したい人にオススメのイチジクです。鉢植えでの管理も可能ですので、ベランダなどでも気軽に栽培できます。コンパクトに剪定して、収穫を楽しみましょう。
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