最近では、専門店も見かけるようになり、注目されつつあるドライフルーツ。ドライいちじくも、女性を中心に人気を集めています。聞けば、ドライのほうが、生のいちじくよりも栄養価が高いそうです。ここでは、ドライいちじくの効果と、作り方をまとめてみました。
栄養がギュッと凝縮される
欧米では、ドライフルーツは保存食として利用されてきました。日本では、湿度が多く、ドライフルーツを作ることに適していなかったため、なかなか浸透しませんでした。
現在では製造技術も向上し、日本でもさまざまなドライフルーツを食べることができるようになったのです。
ドライフルーツとは、水分だけをとばして乾燥させるので、栄養はそのままギュッと凝縮されます。わずかな量から、効率よく栄養をとれるのが、ドライフルーツのメリットですね。
驚くべきことに、フレッシュな状態よりも、栄養価が高くなるといいます。
いちじくは、もともと食物繊維の多いフルーツですが、ドライにすることで、さらに食物繊維が増えます。ほかにも、鉄分やカルシウムも、ドライいちじくにすることで倍以上に増えるといいますから、驚きです。
食物繊維は便秘予防、鉄分は貧血予防、カルシウムは骨粗しょう症の予防、に期待されます。少量で、多くの栄養を摂取できるのが、ドライいちじくのすごいところです。
ドライいちじくを手作りする
ドライいちじくといえば、トルコ産やイラン産のものをよくみかけます。それぞれ、大きさなどの違いはありますが、甘くておいしいものです。
海外産のドライいちじくは、虫などの混入も心配で、購入をためらってしまう人もいるのではないでしょうか。
そこで、少し手間はかかりますが、自分で手作りしてみるのはいかがでしょうか。
いちじくはよく水洗いし、水気をとって、皮つきのまま4等分にカットしましょう。オーブンシートを敷いて、くっつかないように並べ、120℃で60~90分じっくりと焼きます。
これで出来あがりですが、まだ水分が残っているようなしっとり感があれば、平らに広げて半日から一日、天日干ししましょう。出来あがったドライいちじくは、冷蔵庫で約1ヶ月、日持ちします。
まとめ
ドライいちじくは、携帯するにも便利です。栄養豊富で、忙しい合間の栄養補給にぴったりなので、持ち歩いておやつとして食べるのもよいですね。
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