冬の味覚の代表でもあるみかんは、常備してあるというご家庭も多いのではないでしょうか。
そんな、みかんは、食べ過ぎると指先が黄色くなるといいますが、これは、柑皮症(かんぴしょう)といって、摂取しすぎるとミカンの色素が血液中に蓄積し、沈着、やがて皮膚の表面に色が表れます。
手のひらや足の裏、顔などに見られますが、病気ではなく、食べる量を控えると治っていきます。
みかんと言えば、ビタミンCが豊富で風邪予防に良い。と良く言われますね。
では、他にはどのような栄養や効果・効能があるのか、調べてみたいと思います。
みかんに含まれる栄養素と効果・効能
ビタミンC 100g中35mgと豊富に含まれており、抗酸化作用・免疫力を高める
メラニン 色素を抑制するなど
ビタミンA カロチンとも言われ、肌の潤いを保ちます
ビタミンP 毛細血管を破れにくくします
カリウム 血液を弱アルカリ性に維持する効果があります
ペクチン コレステロールを分解します
クエン酸 酸味の素、腸を刺激し活性化させる働きがあります
食物繊維 袋に多く含まれます。
みかんの薬効
上記のような栄養が含まれるので、次のような薬効が期待できます。
風邪の予防
動脈硬化予防
便秘解消
高血圧
美肌
上手な摂取の仕方
みかんに豊富に含まれるビタミンCは、自分の体内で作り出すことが出来ないため、食品から摂るしかありません。
体に取り込まれたビタミンCの抗酸化作用は、2~3時間しか持続しないため、毎食みかんやその他の食品で、一日に数回に分けてビタミンCを摂ることを心がけましょう。
また、みかんの皮は、昔から『陳皮』として漢方で珍重されるなど、体にとても良いとされています。
陳皮は、カラカラに乾燥させたもので、刻んで煎じて飲んだり、薬味として七味にも入っていますので、うどんに入れたり、湯豆腐やお味噌汁などにもアクセントになります。
まとめ
みかんのもつ様々な栄養素を上手に取り入れて、寒き季節に風邪などに負けずに元気に過ごせると良いですね。
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