スイカのつるがしおれてしまい、次第に株全体が元気をなくしてしまうのがつる割れ病の特徴です。
症状としては、日中に元気がなくなり、夕方になると元気を取り戻すという繰り返しをします。
つる割れ病を防ぐための対策について、調べてまとめてみました。
つる割れ病の原因は?
原因はカビです。
根から糸状菌(カビ)が侵入し、やがて全体へと広がっていきます。
カビが蔓延する原因としては、連作や酸性土壌であることなどが挙げられます。
何も対策を打たないと、日中だけではなく夜もしおれたままになってしまいます。
対策1:スイカやウリ科の作物を連作しない
同じ土、同じ場所でスイカやウリ科の作物を毎年育てないことがつる割れ病の対策になります。
連作はつる割れ病の原因になるからです。
対策2:窒素肥料の与えすぎは避ける
窒素肥料を与えすぎると、つる割れ病が蔓延する原因となってしまいます。
窒素肥料の与えすぎには気を付けましょう。
対策3:農薬を使う
農薬を使ってつる割れ病の発病をおさえることもできるそう。
対策4:石灰を使う
石灰は土壌をアルカリ性にするため、発病をおさえることができます。
対策5:種を消毒してからまく
つる割れ病は種にも感染します。
新しくスイカを育てる際につる割れ病の感染が疑われる場合には、消毒してからまくのが良いでしょう。
対策6:太陽熱消毒をする
マルチシートを敷いて、真夏に太陽の光を1ヶ月ほどあてると、土壌が高温になって病原菌を消毒できると言われます。
病気が出てしまった畑は、このようにして土壌を消毒してから次の作物を育てるといいでしょう。
雑草や害虫にも効くので一石二鳥です。
まとめ
スイカのつる割れ病対策としては、連作をしない、窒素肥料の与えすぎは避ける、農薬を使う、石灰を使う方法があります。
他にも、種を消毒してからまく、太陽熱で土壌を消毒する、といった方法で病原菌をやっつける方法もあります。
以上、スイカのつる割れ病対策の方法を調べてまとめてみました。
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