ブドウにはいくつかの病気にかかることが知られています。
できれば無事に実をつけてほしいと思うのですが、中には収穫直前に病気だとわかる物もあるようです。
どのようなものなのか、ブドウの病気について見ていきたいと思います。
晩腐病って聞いたことある?
ブドウがかかってしまう病気の中に、晩腐病というものがあります。
これは、収穫する時期の長雨によって広がってしまう病気ともされていて、防ぐことが困難のようです。
果実の感染は小さな果実の時から始まってしまい、7月下旬の頃まで起こっているようです。
予防する方法としては、薬剤の散布が一般的のようです。
散布するのにも適している時期というのがあるようで、落花期から10日後くらいに散布することで有効となるともされています。
しかし、完全になくせるということはなく抑制するという表現が適切のようです。
症状ってどんなもの?
発生しているのは果実であるイメージを持たせる病名ですが、実際には、葉や花穂などにも現れているようです。
成熟期に発生して果実を腐らせてしまう病気です。
鮭肉色の分生子が発生し、これが飛散することにより二次感染をおこします。
果実が小さな時に感染していたとしても、発病するまでには時間があります。
潜伏しているような期間があるのでしょうか。
着色されてこないと発病はしないようです。
そして、成熟しているものが新たに感染すると3日を過ぎたころから発病します。
厄介なのは、一年で終わらない可能性があることです。
葉やつるに感染しているものでは潜伏しているまま来年に持ち越される可能性があるのです。
そうすると、次年の感染源になってしまうということです。
予防の効果的な方法は?
一年の間に終わらない病気だと言われると、なんとしてでも感染を防ぎたくなります。
発生する条件としては、花や蕾の状態で感染しているものが多い場合や、雨が多く水はけが悪くなるような環境になってしまうものなどもあります。
農薬以外の予防としては、袋かけをする時期です。
できれば落花期までに行うことで発病を抑制することができるようです。
まとめ
病気のものを発見したら取り除くことで二次感染を防ぐことも出来るようです。
毎日の手入れ、管理が大切になりますね。
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