地植えで大きく育てたり、鉢植えの自宅で育てることも可能なブルーベリー。
上手く育てることができれば、綺麗な花を咲かせてしっかりと実をつけたくさん収穫することができます。
そんなブルーベリーの栽培過程において重要な肥料やりのポイントとはどういった事があるのでしょうか?
ブルーベリーの栽培
ブルーベリーはいくつかの系統に分かれていて、国内で流通しているものはほとんどラビットアイ系かハイブッシュ系の2つです。
基本的に暖かい地方(九州から関東位まで)で育つ系統がラビットアイ系で、寒いところ(東北から北海道あたり)で育ちやすいのがハイブッシュ系です。
その系統の中でもいくつかの種類のブルーベリーが存在していて、同系統で異品種を一緒に育てるのが基本です。
土は酸性の種類のものを好み、乾燥に弱いためみずやりはしっかりやりましょう。
肥料の種類やあげる時期、量でもいくつかポイントがありますので気を付けてください。
肥料1 カリ
ブルーベリーの根の成長にはこのカリという種類の肥料が必要になります。
与える時期は2月に休眠から覚め、根が活動し始める時です。
また、主に根を作るのに役立つ種類のカリは、根が活動している7月~8月、10月~11月にも与える時期として覚えておいてください。
肥料2 リン酸
ブルーベリーの開花から果実が膨らむ時期にはリン酸という種類の肥料が必要になります。
時期としてはカリの休眠明け部分を除いた7~8月、10月~11月頃です。
花や実だけでなく、根や葉にも必要な種類の肥料なのです。
肥料3 窒素
ブルーベリーの葉や枝を作るのに窒素という種類の肥料が必要になります。
与える時期は8月下旬頃で、その他はあえて窒素を与えず育ちすぎないよう調節したりもしますので与える量にも注意が必要です。
ブルーベリーに与える窒素肥料の種類は、即効性は不向きで緩効性が良いとされています。
肥料の量
肥料をやる量は、その時期や鉢の大きさ、樹齢によって変わってきます。
1年生のブルーベリーだったら、肥料の量は休眠明け3月頃にやるのが20g~50g、その他の時期で10g~25g位の量になります。
まとめ
肥料についてはそれぞれの役割分担が分かれているので、覚えていると後々とても役立つかと思います。
配合されている肥料の場合、どの種類がどのくらいの量ずつ入っているのか確認してみてください。
適切な時期に適切な種類、適切な量の肥料を与えてあげてブルーベリーを育ててあげてください。
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