ベリー類の中でも有名なのはブルーベリーですが、皆さんはブラックベリーをご存知でしょうか?
聞いたことがあるけど、実はどんなものなのかよく知らない人も多いのではないでしょうか。
同じベリー?
実は、ブルーベリーとブラックベリーは名前は似ていますが、違うものです。
ブルーベリーはツツジ科です。
ブラックベリーはバラ科です。
ラズベリー(バラ科)の仲間です。
ブルーベリーとは
ブルーベリーは栽培種です。
現在、主に栽培されているブルーベリーは、ノーザンブッシュ系、サザンブッシュ系、ラビットアイ系です。
ブルーベリーは、栽培種のため、何度も品種改良されてできたものです。
栽培方法は基本的には同じとされていますが、栽培に適する条件はそれぞれ異なるため、それぞれの地域あった系統・品種を選ぶことが大切のようです。
広い場所で栽培できるものや鉢植えやベランダでも栽培できる品種もあり、味は甘味と酸味があり生食でも食べられジャムやジュースなどの加工品にもよく使用されています。
同じ系統の2品種以上を植えると収穫量が多くなり果実も大きくおいしくなるといわれています。
さらに、早生から晩生品種までを上手に組み合わせれると、長期間収穫を楽しむことができるようです。
ブラックベリーとは
ブラックベリーとは、ベリーの王様といわれている高品種です。
ブラックベリーはキイチゴの一種です。原産国はアメリカの中部で収穫期は7月~8月の夏ごろです。
ブルーベリーとは見た目も違い、ラズベリーと同じく小さな粒が集まって1つの実が成り、黒い色をしています。
ブルーベリーと同様に、アントシアニンとポリフェノールが豊富でブルーベリーに次いで栄養素が高い果実といわれています。
ブラックベリーは皮が薄いため生の状態では2~3日で傷んでしまい、長期保存には向いていないとされています。
そのため、長期保存する場合には冷凍保存するのがよさそうです。
風味は少し酸味があるため、ジャムかやジュース等に加工して利用されることが多いようです。
まとめ
同じベリーだから、同一の品種かと思っていたら別物だったんですね。
ブルーベリーは割と口にすることは多いですがブラックベリーはなかなか口にすることがありません。
機会があったら、ブルーベリーとブラックベリーの食べ比べなんかもしてみたいですね。
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