日本で栽培されているブルーベリーの生産量は都道府県順位にすると、どのようになっているのでしょうか。
日本で栽培できるブルーベリー の品種についても調べてみました。
ブルーベリーの都道府県の生産量は?
ブルーベリーの日本の生産量第1位は長野県で442t全体の約17%
第2位は東京都で332t全体の約12%
第3位は茨城県で297t全体の約11%
第4位は群馬県で256t全体の約10%
第5位は千葉県で135t全体の約5%
第6位は埼玉県の116t全体の4%
第7位は岩手県の98.1t全体の3%
第8位は愛媛県の88.7t全体の3%
第9位は青森県の66.9t全体の2%
第10位は北海道の66.3t全体の2%となっています。
日本で栽培できるブルーベリーの品種は?
現在日本で主に栽培されているブルーベリーの品種は、ノーザンハイブッシュ系・サザンハイブッシュ系・ラビットアイ系の3つです。
ノーザンハイブッシュ系はアメリカ北東部を中心に分布する野生種を改良したもので、根が浅く広がるため高温や乾燥に弱いですが、冬の低温には強いので北海道~中部地方まで栽培できます。
サザンハイブッシュ系はノーザンハイブッシュ系を改良した暖地向きの品種で東北~沖縄地方まで栽培できます。
ラビットアイ系は土壌の適応性が広く、生育はノーザンハイブッシュ系やサザンハイブッシュ系より盛んで収穫量も多く、栽培適地は関東地区になります。
ブルーベリーの種類は?
ハイブッシュ系は、アメリカ北東部に自生していて1906年にアメリカの試験場に植えられて、その2年後から品種改良が行われています。
果実は大きめです。
寒冷地域での栽培に最適な品種なので関東から北の地方で栽培されていて、主な品種にエリオット・ブルーゴールド・チャンドラーなどがあります。
ラビットアイ系は、アメリカ南部に自生していた野生種を改良したもので、アメリカでは1925年頃から本格的な研究が行われています。
果実のサイズはハイブッシュ系よりも少し小さめです。
主に関東から南の地方で栽培されていて、コースタル・ホームベル・プレミアなどの品種があります。
ローブッシュ系は、アメリカ北部・カナダ・北欧など寒冷地に自生する品種です。
果実は風味はありますが、生食よりもジュース・ジャム・サプリメントの原料などの加工用として使われています。
日本ではほとんど栽培されていなくて、主な品種にトップハット・フォールクリーク・サンダーバードなどがあります。
まとめ
ブルーベリーの生産量は関東地域での生産が多いなと思いました。
関東地域での生産が多いのは、ブルーベリー が日本で初めて農産物として栽培されたのが、東京都小平市だったからでしょうか。
日本でのブルーベリー栽培発祥の地小平市と言われております。
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