ブルーベリーが元気に成長するためには肥料を追肥する必要があるのですが、ブルーベリーに追肥を施す時期や追肥をどれくらいの量施せば良いのでしょうか?
ブルーベリーの追肥について分かりやすく説明します。
ブルーベリーに追肥を施す時期は?
ブルーベリーに追肥を施す時期は、3月中旬~3月下旬の春肥(元肥)冬の間休眠していた根が動き出す頃で、この時期に肥料を施すことで成長を促すことができます。
苗木を植え付ける時などは、事前に与える元肥になります。
有機質をベースにした遅効性のものやマグアンプKなどの緩効性のものを施します。
5月上旬~6月上旬(夏肥)新梢の成長を促進させたり、元からの枝も太く栄養を溜めていく時期なので、肥料を施すことでしっかりとした樹になります。
新梢が急成長し果実が成長するため、速効性の肥料を施します。
8月下旬~9月中旬(お礼肥)実の収穫が終わった時期で、実をつけてエネルギーを使ったブルーベリーの樹を来年も元気に育てるために、お礼として肥料を施します。
有機質をベースにした遅効性のものか、緩効性の肥料を施します。
10月中旬(追肥)秋枝の成長を助けるために施します。
生育に応じて必要な養分を追加し、秋になっているため速効性の肥料を施します。
12月中旬~1月中旬(寒肥)植え替えした場合に施します。
休眠期の冬に必要に応じて施すので、有機質をベースにした遅効性や緩効性の肥料を施します。
追肥の量はどれくらい施せばいいの?
庭植えの場合は、
1年生(3月は50gでその他の時期は20g施します。)、
2年生~3年生(3月は50gでその他のの時期は30g施します。)、
4年生~5年生(3月は80gでその他の時期は30g施します。)、
6年生~7年生(3月は100gでその他の時期は30g施します。)、
8年生以上(3月は120gでその他の時期は40g施します。)、
鉢植えの場合は、
7号鉢直径21cm(3月は20gでその他の時期は10g施します。)、
8号鉢直径24cm(3月は30gでその他の時期は15g施します。)、
10号鉢直径30cm(3月が50gでその他の時期は25g施します。)の量の追肥を与えます。
施肥の注意ポイントは?
有機肥料でも化成肥料でも一緒ですが、施肥した後に苔状のものが一時的に発生してしまい、表面の透水性を悪くしてしまうのでできるだけ根の部分を避けて施肥を行うようにします。
施肥するとその部分の根の活性が一時的に落ちるので、なるべく小さい面積に施肥を行うようにします。
根全体に施肥すると一時的に全体の活性が落ちてしまうので避けるようにします。
根の活性低下を最低限に抑えることで、新しい根がたくさん出てきます。
まとめ
ブルーベリーに適切な時期に適切な量の肥料を施すことで、元気に育ちたくさんの甘くて美味しい果実を収穫することが出来ると思います。
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