ブルーベリーの水やりは、一日1回という風に定期的に行えば、簡単そうですが、実は、そう簡単にはすまないのです。
なぜなら、水管理が難しく、同じ品種、同じ年生のブルーベリーを同じ土に、同じ号数に植えても、ブルーベリーの根から吸収される水の分量が樹によってすべて違ってくるため、水やりの頻度も変わってくるからです。
誰もが悩まされる問題
留守中の水やりですが、これといった解決策はありません。
これはブルーベリーをはじめ、植物全般に言える問題と言えそうです。
長期休暇前や夏季休暇の前などは、ジレンマになりそうですよね…
冬場は土自体あまり乾燥しないので、少しくらい家を留守にしても水やりに神経をとがらせる必要はありません。
しかし、真夏だと一日留守にしても、土がカラカラに乾いてしまうのでブルーベリーもしおれたような状態になることもあります。
3日も家を留守にすると、屋外の鉢植えや植物は、全滅してしまうことも起こりうることでしょう。
水管理が一番の決め手
ブルーベリーを育てていく上で決め手となるのが、水管理、つまり、水やりの量や頻度などでしょう。
普通、植物の水やりに3年程度かかるようで、ブルーベリーだと、水やりの感覚を養うまでに、最低10年位かかるそうです。
あまりに長い時間がかかるのにはびっくりしますよね。
20年以上ブルーベリーの水やりを行っている人でも、未だに「これだ!」という感覚は養えていないということらしいです。
留守中の水やりについて
留守中の水やりについてですが、ホームセンターや100円均一ショップに売っているペットボトル用自動水やり器なるものを使うと、スムーズでしょう。
水を入れたペットボトルの口にこの器具をつけ、鉢の土に逆さに突き刺すだけで先端から徐々に水が染み出て、土に給水するしくみになっています。
まとめ
ブルーベリーの水やりの量は、鉢底から水があふれ出る位たっぷりあげましょう。
頻度は、1日1回でもいいですし、あまり乾燥しないようなら、2日に1回でもいいと思います。
要は、機械的に毎日水やりをするというより、土の表面がカラカラになっていたらたっぷり水を上げてください。
従って、水やりの頻度は、季節や時間帯、鉢の号数や土の状態などでそれぞれ違ってくると思います。
留守にする場合、日帰り程度の留守なら、出かける前に、土ができるだけ乾かないようにする工夫を、考えてみることをおすすめします。
温度が上がらない日陰、風邪遠しのよい場所に鉢を全部移動させるのも一つの手ですね。
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