妊娠中、どんどんとお腹が大きくなる中で、便秘や下痢などの症状に苦しむのはつらいことですね。
こんな症状にパイナップルはどんな役割を果たしてくれるのでしょうか。
今回はパイナップルの効果効能について調べてみました。
パイナップルの効果効能
パイナップルには糖分が多く、酸味の元となるクエン酸、リンゴ酸、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンGなどの栄養分を含んでいます。
これらは、疲労回復や集中力アップに役立ちます。倦怠感や、手足のしびれ予防、改善効果もあります。
また、抗酸化作用による老化防止効果、メラニン色素を抑えシミやくすみを減らす美白作用があります。
甘さがある割にはカロリーが低いため、ダイエット中に適した果物とも言えます。
何と言っても、食物繊維が大変豊富なため、便通を良くすることで便秘の予防・解消、腸内を美化することで美容効果もアップします。
パイナップルには上記の成分の他に、タンパク質分解酵素「ブロメライン」という成分が含まれております。
これはお肉を柔らかく作用があるため、酢豚など、お肉と合わせて食べることで、消化促進にも役立つと言われています。
腸内の腐敗物の分解もしてくれることから、腸内環境を整えてくれる作用があるのです。
ただし、ブロメラインは熱に非常に弱く、60℃以上加熱すると失われてしまうので注意が必要です。
注意点
パイナップルの1日の推奨摂取量は、正味150gと言われています。
食べ過ぎると、下痢を引き起こす可能性があります。
便秘解消のためにと、食べ過ぎると逆効果になりますので注意しましょう。
まとめ
このように、パイナップルには非常に多くの効果効能があるため、妊娠中には非常に役立つ果物です。さらに、女性に嬉しい効能、美容効果も高いので、一石二鳥ですね。妊娠中は日をおうごとにお腹も大きくなり、便秘になりやすい傾向にありますので、1日の推奨摂取量を守りながら上手に摂り入れ、お腹の環境も整えるようにしましょう。
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