妊婦さんが風邪を引いた場合、なかなかお薬は飲めないですね。軽い症状であれば、風邪に効く食べ物などで頑張って治したいものです。
また、風邪予防にも効果的だと、なお嬉しいですね。
今回はそんな食材、パイナップルについて調べてみました。
パイナップルは薬代わり?
パイナップルには、ブロメラインという、タンパク質分解酵素が含まれています。
このブロメラインは60度以上の熱で効力を失ってしまいます。
ですから、缶詰などの熱加工されたものには含まれておらず、生のパイナップルに含まれています。
このブロメラインという成分は、強力な抗酸化物質と、抗炎症作用を有する酵素の働きによって喉の痛みを軽減する効果があります。
また、咳を鎮めるという効果もあり、昔から民間療法として使われてきました。
また、パイナップルには豊富なビタミンC、ビタミンA、カリウム、マグネシウム、ミネラル、マンガン、カリウムが含まれているため、体力向上、免疫力向上、疲労回復などの効果があります。
またバクテリアや感染症にも強く、風邪を引いた時の薬代わりとして、また風邪の予防として大変効果的な食材です。
パイナップルの注意点
風邪には効果的なパイナップルですが、注意も必要です。
パイナップルは、上記にあげた成分の他に食物繊維も多く含む食材です。
それにより、整腸作用があり、胃の活動も活発にし、食欲増進にもつながります。
妊婦さん特有のお腹が大きくなるにつれ起こる便秘の解消にも役立ちます。
ところが、摂取量を多く取りすぎると、下痢を起こしてしまう場合があります。
また体を冷やす作用もあり、食べ過ぎは要注意です。
1日の推奨摂取量は、正味150gとされており、それ以上の食べ過ぎは中性脂肪が増え、糖尿病のリスクも高まります。
摂取量には十分気をつけましょう。
まとめ
薬をできるだけ使いたくない妊娠中。もし風邪をひいてしまったらと考えると不安ですね。普段から手洗い、うがい、マスクなど、基本的な予防とともに、食事においてもパイナップルをはじめ、免疫力アップするような果物やお野菜をバランスよく食べて風邪に負けない体づくりを心がけましょう。
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