甘酸っぱくて美味しいパイナップルは、カットされた物や缶詰加工された物、又はパイナップルの原型のままでも手に入りやすく安価に購入できます。しかし、パイナップルがどのようにして出来るのか、ご存知ですか?
パイナップルの花の色や生態について
パイナップルは、1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見した後、ヒマワリやサボテンなどと同じように18世紀に入ってからヨーロッパに持ち込まれた植物です。
原産国は、熱帯アメリカでパイナップル科のアナナス属、多年草です。
別名をパイン又はホウリと呼びます。
生長すると茎の先端部分に約150個もの小さな花を円筒状に咲かせ
花の色は基本的には白で、先端部分は紫色をしており、花が枯れた後は結実しパイナップルの実がなります。
草丈は、50cm~80cmほどまで生長し、茎には笹を思わせる細長い葉を放射状に茂らせ、触ると痛いほど硬いです。
パイナップルの実が中に浮いて見える為、見ると大変ユニークな形をしています。
パイナップルの花の構造について
花の構造としては花びら、かく、めしべ、おしべ、子房、花托と言うように単子植物の典型的な構造をしています。
開花は、6月~7月頃で花径は小さく1cmほどと言う事です。
パイナップルの実の部分で鱗状の硬い一つひとつは、150個もの花の下の部分の集まりであると言えます。
まとめ
フルーツをよく食べている反面、そのフルーツがどのような形で実を付けるのかと言う事を知っている人は少ないと思います。南国のフルーツなので樹に成る物と思っていませんでしたか。
一般に食べられているパイナップルは、観葉植物として栽培されておりアナナスの仲間で熱帯果樹の1つであり南国のフルーツとして認識されていますが、実は簡単に家庭でも栽培が可能であり鉢植えでも充分結実するので楽しめる植物です。実が黄色く変色して熟し、良い香りを放ったら収穫の時期です。植え付けは、5月~6月頃が良く実が出来るまでは2年~3年かかると言われています。
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