いちごのランナーは、ひとつの親株からたくさんの子株を取ることができます。
できるだけたくさんのいちごの子株をランナーからとり、その中からさらに良い株を選んで植えつければ翌年は良い親株が育ちます。
いちごのランナーを増やすにはどうしたら良いのでしょうか?
いちごのランナーの数はどれぐらい増えるの?
いちごのランナーは、管理がよく元気であれば、1株の親株から、8株程度から30株以上も取れます。
いちごは非常に増やしやすい植物なのです。
いちごのランナーを増やす方法
・いちごを寒さに当ててランナーを出します。
いちごは一年の寒暖差があってはじめて、花が咲き、実がなり、ランナーが出ます。
特に冬の管理は大切です。
室内に入れることのないようにしましょう。
日当たりの良い場所に置きます。
いちごには冬場の直射日光は夏場ほど気になりませんが、地域によっては日除けが必要です。
寒さは大切ですが、霜が当たらないようにします。いちごは霜に弱いので注意しましょう。
・栄養をよく行き渡らせて、葉っぱがたくさん出るようにします。
栄養が良く葉っぱが多い元気ないちごの株からたくさんのランナーが出ます。
いちごは水はけの良い土に植えます。
家庭で作る場合は野菜用の普通の腐葉土で構いません。
いちごは水が好きですが、やりすぎると根腐れを起こします。
プランターの場合は、土の表面が乾いてから、ブランターの下から染み出すぐらいたっぷりとやります。
肥料は、2月頃にいちご用の肥料を与えます。
いちごの花が咲き始めた頃に液肥を与えるのも良いでしょう。
いちごは水と肥料の管理がしっかりできると、花も実も多くつきます。
いちごのランナーを多くとりたい場合は、少し多めに摘花・摘果します。
・わき芽を残して、わき芽からもランナーが出るようにします。
いちごの親株が育ってくると、親株の横からも次々と芽が出てきます。
この芽は普通、取りますが、いちごのランナーを多く取りたい場合は、取らずに放置します。
ランナーが出る時期になると、このわき芽からもいちごのランナーが伸びるので非常に多くのランナーが取れることになります。
まとめ
いちごのランナーは、普通の管理でも十分たくさんの子株が取れますが、少しの工夫で何倍もの数のいちごの子株が取れます。
ランナーから取れたいちごの子株は、親株のクローンです。
美味しいいちごが取れたときは、同じ株からたくさんのランナーをとります。
翌年以降も同じ味のいちごを楽しむことが可能になります。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
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