いちごは品種や植え付け時期によって、早ければ6月頃からランナーを伸ばし始めます。

収穫が終わったら小さなポットを用意して、ランナーから子株を取るようにしますが、ランナーが出てこない、出てきたのに枯れるトラブルが発生することがあります。

いちごのランナーが出ない、枯れる原因と対策について見てみましょう。

いちごのランナーが出ない原因と対策

いちご ランナー 枯れる

いちごの収穫が終わった6月も半ばになるのにランナーが伸びてくる気配がないことがあります。

どうしてなのでしょうか?

原因と対策です。

・原因

①いちごが冬の寒さにあたっていない。

冬場にいちごを室内に入れていたりして、しっかりと寒さにあたっていないとランナーは伸びてきません。

②いちごの実がつきすぎてランナーのための栄養がない。

実がつきすぎるとランナーのための栄養が残っていません。

実のつきすぎを防ぐためにも適度な摘花・摘果が必要です。

・対策

秋口まで待ってもいちごのランナーが出ない場合は、根を掘り返して株の綺麗なところをとって分けます。

10月の植え替え時期に、ランナーからとったいちごの子株と同じように、プランターや畑に植え替えますが、子株ではないので病害虫に弱くなります。

いちごのランナーが枯れる原因と対策

ぐんぐん伸びていたランナーが気がつくと枯れていることがあります。

どうしてなのでしょうか?

原因と対策です。

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・原因

①いちごの親株が弱く、早くに力尽きてしまった。

いちごの実がたくさんついたり、病害虫の影響ということも考えられます。

②ランナーの根元に土がかぶさっている。

いちごは浅植えが基本です。ランナーの根元を覆うように土がかぶさっていると、ランナーは枯れてしまいます。土を取り除きます。

・対策

ランナーは植物用のピンなどで優しく固定し、根っこが自然に土に伸びるのを待ちますが、その時に早く根付かせようと土をかぶせてしまうとランナーが枯れてしまいます。

いちごの親株が弱い場合も、ランナーは出てきません。

出てきても弱かったり枯れてしまったりします。

また、枯れた子株や病害虫の子株が一次株、二次株で出てくると、その先のランナーは枯れてしまうか弱い株になってしまいます。

まとめ

いちごのランナーは比較的扱いやすいですが、親株が弱っていたり、病気だったりすると良い株は取れません。

明らかに病気の親株のランナーは取らないようにしましょう。

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