手間をかけて育てたいちごに、灰色のカビが…。
やっと収穫できたのに、腐ってしまった…。
そんなとき気になることは、原因ですよね。
原因が分からないことには、対策のしようもありませんし、対処の仕方も分かりません。
今回はそんな、露地栽培しているいちごが、腐ってしまった原因と対策方法をご紹介します。
いちごが腐る原因
いちごが腐る原因は『いちごのへたを取った、水分をつけた、重ねた、温度の高い場所で保存していた』のいずれかだと思います。
いちごのへたを取ると、乾燥や傷むのが早まってしまいます。
また、洗うなどして水分をつけてしまったり、重ねてしまったり、温度が高い場所で保存した場合も、傷むのが早まってしまいます。
病気によるもの
その他の原因としては、病気が考えられます。
灰色のカビに覆われている場合は、『灰色かび病』である可能性が高いです。
原因としては『水の与えすぎ、湿度が高かった、水はけや風通しが悪かった』などが考えられます。
苗同士の間隔を開けて、余分な葉は抜き取りましょう。
あまりに酷い場合は、殺菌剤を撒きましょう。
いちごの栽培には、日当たりと排水性の良い土地が必要です。
また、あまり水やりの必要はありません。
植え付け後2週間は、毎日1回水をあげるべきですが、それ以降は、水やりを控えましょう。
いちごを腐せないために
土がついた場合、洗わないといけませんよね。
しかし、上記の通り洗ってしまうと傷みが早まってしまいます。
そんなときにおすすめなのが、マルチングです。
2~3月ごろに、マルチングを行いましょう。
葉が傷んでいたり、枯れていたら取り除きましょう。
雑草も抜き取り、枯れ葉なども処理します。
そのあとに、黒のポリフィルムで全体を覆って、苗のところだけ切り抜き、フィルムから苗が出るようにしましょう。
まとめ
いちごが腐る原因は『いちごのへたを取った、水分をつけた、重ねた、温度の高い場所で保存していた』ことか、『灰色かび病』などの病気です。
いちごを腐らせないために、(間接的な方法ですが)マルチングをおすすめしました。
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