いちごといえば、ハウス栽培が主流です。
しかし、ハウス栽培は、かなりお金がかかってしまいます。
でも、いちごを自分の手で作ってみたい…そう思っている方におすすめなのが、露地栽培です。
露地栽培とは、屋外で栽培することをいいます。
今回はそんな、露地栽培の方法をご紹介します。
畑作り、土地と肥料の選び方
よく日光の当たる、日当たりが良いところが適しています。
広く風通しの良いところなら、なお良いです。
また、土が乾きやすい、水はけのよい場所を選びましょう。
苦土石灰を約100gまき、しっかりと耕します。
次に、肥料を約200gまきましょう。
いちご用に、さまざまな物を混ぜてあるものが販売されていますので、そちらをおすすめします。
苗を植え付ける、水やり
10月ごろに、いちごの苗を30~40cm間隔をあけて、浅く植え付けます。
植え付け後2週間は、毎日1回水をあげましょう。
それ以降は、水やりを控えましょう。
追肥、マルチング
2~3月ごろに、追肥とマルチングを行いましょう。
雑草を抜き取り、枯れ葉などを処理しましょう。
株から少し離れたところに、上記の肥料を50gくらいまいて耕します。
そのあとに、市販のポリフィルムで全体を覆って、苗のところだけ切り抜き、フィルムから苗が出るようにします。
受粉の方法
受粉の手助けが必要な場合は、メイクブラシがおすすめです。
百円ショップで購入できます。
メイクブラシを使い、イチゴの花をフワフワとなでます。
この方法は小学生の頃、理科の実験で行ったことがある方もいると思います。
メイクブラシを買いずらい場合は、毛の柔らかい筆などがおすすめです。
栽培カレンダー
5~6月、待ちに待った収穫です。
ここで、栽培の過程を月に分けてご説明します。
【10月】畑作り(肥料をまき、畑を耕す)、苗を植え付け、水やりをする。
【2~3月】追肥、マルチングを行う。
【4月】受粉。
【5~6月】収穫。
以上です。
まとめ
露地栽培に必要なものは、日当たりの良い土地、苦土石灰、肥料、いちごの苗、水、ポリフィルム、メイクブラシです。
大変ですが、ハウス栽培より、お金がかからないのでおすすめです。
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