いちごは育てやすい作物だと、言われています。
今年露地栽培に成功したら、来年も続けて露地栽培したいと思いますよね。
しかし、いちごの株は植え替えなければなりません。
そんな訳で今回は、いちごの株を植え替える時期と植え替える方法、なぜ植え替えなければならないのか、その原因と対処方法をご紹介します。
いちごの株を植え替える時期
いちごの株を畑に植え替える時期は、秋です。
具体的には、10~11月ごろです。
ランナーは、夏(7~8月)に切り取りましょう。
10~11月ごろまで、別の場所(ポットなど)に植え付けておきます。
10~11月になったら、丈夫に育った良いものを選び、定植します。
いちごの株を植え替える方法
7~8月ごろに、良い親株を選びます。
この親株の、2番目か3番目の子株の子株(親株から見て孫株)が根を張ってきたら、子株から孫株を切り離し、ポットなどに浅く仮植えします。
半日日の当たる場所で、適度に水やりをしながら育てましょう。
10~11月ごろに、定植します。
いちごの連作障害を防ぐために
いちごには、連作障害というものがあります。
連作(同じ土地で同じ作物を育てること)をしていると、病気になったり、虫害をうけやすくなるなど、その土地では上手く育たなくなります。
別名いや地とも、呼ばれている障害です。
その為、毎年違う場所に植え替える必要があります。
収穫の終わったいちご畑を、そのままにしておくと、葉が生い茂ってしまったり、ランナーが伸びてしまいますので、場所を移す際は、株を抜き取るなどの、処理をした方が良いと思います。
また、同じ土地で育てたい場合は、何年か待つのが望ましいです。
毎年育てたい場合は、田んぼのように(使用していない期間は)水を張ったり、防虫対策をしたり、有機物を撒いたり、土壌を消毒するなどの対策を取りましょう。
まとめ
いちごの連作障害を防ぐために、毎年違う土地に植え替えなければなりません。
いちごの露地栽培には、日当たり、風通し、水はけが良い場所が適しています。
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