いちごはランナーで増えます。
収穫が終わった頃から、ランナーを土に根付かせて子株をとります。
いちごのランナーから増えるいちごは、親株のいちごのクローンです。
甘くて美味しいいちごができたら、その子株をたくさんとりましょう。
翌年も美味しいいちごが食べられます。
いちごのランナーを切る時期
いちごのランナーは、いちごの成長期からランナーが伸びてきますが、収穫が終わるまでは伸ばさないようにまめに切り落とします。
・いちごのランナー。
収穫が終わったら?
いちごの収穫が終わったら、ランナーから子株をとります。
伸びてきたいちごのランナーの葉っぱが出ている部分を土に触れるように優しくピンで止めます。
地面を這うように伸びてくるいちごのランナーは、ピンがなくても根をはることもあります。
そのまま根付かせても構わない場所なら、そっとしておくと子株ができます。
・いちごのランナーは次々と伸びます
いちごのランナーは、葉っぱが出ている部分から根が出ます。
ランナーは葉っぱを出しながら次々と伸びていきます。
1つのいちごの親株から、10株近く、多いと30株のいちごの子株が取れます。
一番親株に近いランナーから出た子株から、一次株、二次株、三次株と呼びます。
一次株は、親株の病気を受け継ぎやすいので避けて、二次株から取るようにします。
いちごの生産農家では三次株をとりますが、家庭菜園ではこだわらなくても構いません。
できるだけたくさんのいちごの子株をとります。
いちごのランナーを切る方法
・いちごのランナー、いつ切ると良いでしょうか
いちごのランナーをポットにとる方法が一般的ですが、いちごの親株を植えている、プランターや畑の親株の近くにいちごの子株を取っても構いません。
全てのランナーが伸び切るまで切り離さないようにします。
いちごの親株からランナーが伸びなくなって、子株の葉っぱが4枚程度になったら、ランナーを切り離します。
・いちごのランナーを切る場所は?
いちごのランナーを切る場所は、ランナーが伸びて子株ができた子株の近くです。
園芸用の鋏などで優しく切り離します。
いちごのランナーが弱々しかったり、数が少ない場合は切り離さずに育てることもできます。
まとめ
いちごは収穫が終わるとランナーを伸ばします。
いちごはランナーで増えていきます。
多いと30株も取れる子株から、さらに健康そうないちごの子株を選んでポットのままで育てます。
いちごの子株はたくさん取ったほうが、後で選べる株が増えます。
いちごのランナーの先になるほど栄養が行き渡らず小さな株になりがちですが、後で大きくなる子株もあります。
茎が太く葉っぱが元気そうかを基準に選びます。
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