イチゴの栽培において、良い実を収穫するためには、しっかりと受粉をさせてあげる必要があると言われています。

ここではイチゴの受粉の中でも特に人工授粉の方法について詳しくお話ししていきます。

イチゴの受粉とは

イチゴ 受粉 方法

イチゴは本来、ミツバチなどの虫を媒介して受粉を行う植物だと言われています。

しかし、ミツバチを確保することはとても難しいというのが現状であるとも言われています。

そこで行うのが人工授粉で、この作業を行わないでしまうと後々イチゴが歪な形になってしまうと言われています。

つまり、きちんと受粉をさせてあげないと生育にも支障が出るということなのだそうです。

受粉の方法について

人工授粉の方法はとてもシンプルなことだと言われています。

まず、人工授粉を行うべき時期は、おおよそ3月~4月が目安と言われています。

さらに具体的なタイミングとしては、イチゴの花びらが開いた頃に行うことがベストであると言われています。

人工授粉の際に使う主な道具としては、毛筆用の筆や綿棒などが望ましいと言われています。

方法については、筆などを使って花の中心にある黄色の部分をやさしく、そしてまんべんなく触るという作業を数回繰り返していくという方法があると言われています。

ちなみに花の中心にある黄色の部分にはおしべとめしべがあり、まんべんなく筆で触ってあげることによって受粉が期待できます。

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注意すべきこと

人工授粉を行う際の気温についてはだいたい最低気温が6℃以上になった頃に行うことが望ましいと言われています。

上記のように花の開花というのも重要な要素ですが、気温についてもしっかり把握しておくことが必要であると言われています。

また、人工授粉で使う筆や綿棒はその季節の間の人工授粉では必ず毎回同じものを使用することが、確実に受粉を行うためのポイントである言われています。

つまり、前回行った人工授粉のときの花粉が筆先や綿棒に残っている状態のままで大丈夫ということだそうです。

筆を水洗いしたり綿棒を新しいものに変えたりする必要はないと言われています。

むしろ道具を湿らせることは人工授粉においては良くないことであると言われていますので、道具は常に乾いた状態を維持することが大事であると言われています。

まとめ

イチゴの人工授粉は、それほど難しい作業ではないと言われています。

上記のように、筆などがあればすぐに誰でも行うことが可能であると言われています。

そして、草取りや水やりと同じくらい受粉という作業は大切なことであると言われています。

花の咲き始めを目安に毎年しっかりとイチゴの人工授粉を行うことで、美味しいイチゴの収穫が期待できると言われています。

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