「接木」というのは増殖方法の一つです。
キウイを育てようと考えている場合に、「苗」、「接木」、「挿し木」の三つが考えられます。
その時々の状況などによって使い分けられるのですが、今回はその「接木」について紹介していきます。
接木をするためには
接木のメリットは、育成時間の短縮です。違う味を作成したりする場合にも使われるようですが、その場合は難しいのでおいておきましょう。
まず必要になるのが、「台木」と「穂木」です。
「接木」は、違う植物の枝に育てたい植物の枝をつけても育つという性質を利用して行なう増殖方法なので、キウイの苗が「穂木」で、そのキウイの苗をくっつける元になる植物が「台木」となります。
「接木」を行なう場合は、その「台木」があるかどうかで決めましょう。
根っこが生えていて、ある程度生長している植物です。
キウイをくっつけたいので、もちろんですが木がいいです。
さらに、くっつけたいキウイの枝がある(「穂木」)ことが条件です。
その条件が整っていれば、挿し木のように根っこから育てる必要が無いので成長が早いというメリットがあるのでするべきです。
接木の方法
今回は「V字型」の接木の方法を紹介します。
ある程度の太さがあって、どちらも同じくらいの太さの「台木」と「穂木」を用意してください。
「台木」をV型に切除し、そこに凹凸でフィットするように「穂木」を逆V字型に切除してください。
切除した二つの「台木」と「穂木」をくっつけて、セロハンテープで何重にも固定します。
ここでしっかり固定できているかどうかで、「接木」が上手くいくかどうかがかかっています。
しっかり固定した「穂木」の芽が生長してきます。
そうしてある程度生長するまでは固定したままにしてください。
接木を行なう時期
最適な時期は休眠期である12月~3月です。
寒くなってしまう場所で行なう場合は、車庫や家の玄関などに入れて寒さ対策を来ないましょう。
まとめ
あまり難しいことは考えなくても、このような理論が頭に入っていればできます。
難しい作業ではありませんから、挑戦してみてください!
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